ミニキャブトラックのDIY・バルブクリアランス調整・タペット調整・3G83に関するカスタム事例
2020年06月20日 21時27分
子供の頃から日産の直列6気筒が好きでL型に惚れ、230〜430セドリックなどを乗り継いぎ、ハコスカ4ドアでL28改にソレ・タコ・デュアルしてましたが家庭事情により車は辞めていました。 がっ‼️… みんカラ↓ https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/2589016/profile/ Twitter↓ https://twitter.com/nissan2000ohc
3G83E-Tエンジン バルブクリアランス調整。
ヘッドのオーバーホール後3000キロ走りましたので再度タペット調整しました。
本当なら5000キロは走ってからにしたかったのですが、あたりが出始めてからタペット音がうるさくなって、ボロっぽく思われるのも嫌ですし、燃費が落ちてきていましたので待てませんでした(笑)
エアークリーナーボックスや各ホースやハーネス類などの邪魔になる物を外したりずらしたりして作業スペースをめんどくさがらずに確保しておきます。
急がば回れですね。
ダイレクトイグニッションコイル、点火プラグ(三菱用プラグソケット16ミリが必要)を外し、PCVバルブなどのホース類を切り離し、タペットカバーを外し、タイミングベルトカバーのサービスホールの蓋を取り、カムスプロケットの合い△マーク1番シリンダー圧縮上死点を捜しながらクランクプーリーの17ミリボルトをエンジンに向かって右に回転させます。
写っていませが、淵の下の奥に△マークがあり、見え難いので赤で塗り潰しました。
1番△か3番○の圧縮上死点のどちらからでも良いですが、勘違いの原因回避の為にもマニュアル通りに1番シリンダーの圧縮上死点から合わせました。
ここで1番、2番のインテークと1番、3番のエキゾーストが調整が出来ます。
暖機状態にありますが、わたしはヘタクソなので時間がかかって冷えてしまうので、冷間時の参考値に調整します。
画像は1番シリンダーのインテーク調整中。
ヘッドの淵より奥まっているので凄くやり難いです。
ワンカムの4バルブ(全12バルブ)です。
シックネスゲージをしならせて差し込みます。
画像は3番シリンダーのエキゾースト調整中。
画像は1番シリンダーの圧縮上死点から右回りに240°後に来る3番シリンダーの圧縮上死点合い○マーク。
写っていませんが、細い淵にちょこん、とポンチ跡程度に打ってあり見え難いので白く塗り潰しました。
ここで3番のインテークと2番のエキゾーストの調整が出来ます。
画像は2番シリンダーのエキゾースト調整中。
調整後のタペット音と排気音です。
調整前を撮ってなかったので比較出来なくてすみません。わたしだけが知っている状態です💦
スマホでの撮影はカチャカチャした音が目立ってしまいますね。
特にここカーチューンにアップしたら余計に。
実際にはかなりマイルドで静かな音に変わっています。
排気音は【ドロロロー…】といかにも吸入、圧縮、爆発、排気をきちんとしているサウンドになりました。
加給圧はノーマルの0.84kgです。
古い電子式ブースト計の欠点で、指針が追いつかないですが、0.85kg辺りにセットしてあるウォーニングランプが一瞬点いてますんでブーストはきちんとかかっています。
因みに2速全開=時速80キロです。
ピークホールドボタンで後から見ると、きちんと0.84kg以上を指針していました。
これは実際にはブルブル変化しているインマニ内の気圧を読み取り易く鈍らせて平均値を指針しているからでもあります。
ベタ踏み加速時の回転上昇時のタレが少なくなりましたし、無負荷アイドリング時の負圧(バキューム力)強くなりました。
※撮影スマホは運転席後ろのハンガーで固定しています。
椅子の下にエンジンがある車は狭くてエライです。
黄色で囲ったところにカムスプロケットの合いマークサービスホールがあります。
車両前方向から覗き込まないとマークは見えませんのでわたしは鏡で見ていましたが、上からも分かる様にカムスプロケットにペイントしました。
メーカー公表値です。
●インテーク温間時0.20㎜
(冷間時参考0.11㎜)
●エキゾースト温間時0.30㎜
(冷間時参考0.22㎜)
※冷間時数値は参考値で基本的に温間時で行うこと。
アルミヘッドの場合は暖機状態(温間時)になるとクリアランスが大きくなる方向性だそうです。
理由はヘッド自体が熱膨張して大きくなるからだそうです。
何故熱くなるとクリアランスが大きくなる?
バルブが熱膨張で長くなるからクリアランスは小さくなるんじゃないの?と疑問に思っていた事に納得しました。
シックネスゲージをしならせて差し込んでいるので余計にですが、キツさは滑らす感覚でやるしかなく、スルスルではダメ。
ギューっと擦れる感じ。
ま、経験するしかないです。
わたしはヘタクソです。
ピークホールド機能でオーバーシュート最大瞬間加給圧の確認の画像。
無負荷アイドリングの負圧。
わたしとしては、軽自動車660CCのターボエンジンの負圧は
400㎜/hg以上あれば良いんじゃないかなと感じています。