CYBERさんが投稿したたとえばこんなカーライフ・美少女イラスト・日野ルノー・4CVに関するカスタム事例
2022年05月23日 19時27分
CYBERです。よろしくおねがいします。多摩川周辺でまったりとスローライフ。 無言でオッケー!フォローバック100%ですよ〜
たとえばこんなカーライフ
日野ルノー
太平洋戦争中に、戦車や装甲車を作る会社として、いすゞ自動車から分離独立した日野自動車は、戦後はトラックやバスを作っていました。
しかし、GHQによって禁止されていた乗用車の生産が1949年に許可されると、会社存続の為にはやはり乗用車を生産すべきと考えます。
日野自動車は、技術力があるフランス🇫🇷のルノーと提携します。まず日本の道路事情に合う小型車の4CVのノックダウン生産(部品を買ってきて国内で組み立て)を行い、後にライセンス生産(設計図を提供してもらい部品から国内生産)に切り替え、技術力の蓄積を行いました。
戦後の国産車はトヨタ・クラウンやスバル360などもありましたがフランス生まれの日野ルノーはその中でも優れたデザインから、人々の目を引く存在だったそうです。タクシーに多く採用された事からも信頼性も高かったようですね。
そんなフランス生まれの美しいデザインを持ちながらも純国産化に成功した、日野ルノーにピッタリの女子は!
ズバリ!
清廉潔白系財閥令嬢女子です!
戦後マッカーサーによるGHQによって財閥解体が行われます。地方の小さな財閥だった彼女の家も解体命令を受け、混乱を極めました。
戦中のどさくさに紛れ、多くの不正を働いてきた父や兄たちは、次々と逮捕されてしまいます。不正や悪行を何より嫌う彼女は、多くの困難からも正しい道で一族復興へと立ち上がります。
財閥解体の指示をしたGHQは、他にも男女平等や女性の投票権などの憲法改正を行いました。この点はチャンスです、日本をダメにした男だけの社会から、これからは女性もどんどん社会へ進出する時代が来ます、なし崩しに家督を得た彼女に、一族の命運は託されたのです!
そんな彼女の愛車は日野ルノー、お家復興の為に彼女は、かつて日本の戦車を作っていた日野の車に乗って戦います。果たして彼女は欲望渦巻くこの世界で純粋でいられるであろうか?
彼女の本当の戦争はこれから始まるのです。
日野ルノーという新しい時代の戦車に乗って!
ルノー4CVで技術力を蓄積した日野自動車は、1961年より完全オリジナルのコンテッサシリーズを生産していきますが、1966年にトヨタとの業務提携で乗用車から撤退、再びトラック、バスの専門メーカーとなります。(その後もハイラックス、FJクルーザーとかのトヨタのトラックっぽい車は大体日野が作ってるそうですが)1966年はトヨタがカローラを発売した年なので、少しでもライバルを減らしたかったのかもですね。
それにしても日野ルノーって面白い呼び方ですね、人間で言えば苗字の羅列で、田中鈴木さんとか山本宇佐美さんって感じですかね。