デミオの8-BALL〜オタ鬼會〜フィギュアスケーターさんが投稿したカスタム事例
2021年02月06日 23時42分
車高バランスを計る際に、「どこの寸法を計測するか?」
「前下がり」とか「後ろ上がり」とか言っても、どこを計測して判断すれば良いのかが分からなければ意味が有りませんからね・・・。
自分の場合、前後の車高バランスを見る時は「フレーム」で計ります。
目安としては、前後共ジャッキアップポイントが計測し易いですね。
(ジャッキアップで潰れていなければですが・・・。)
地面からのフェンダーアーチ高で計る方が多いですが、これはNGです。
フェンダーアーチ高は元々前後差がありますし、外板パーツは誤差も大きいですし・・・。
基本的にはフロントフェンダーアーチの方が大きい場合が多く、それを前後同じにしたら・・・極端な「前下がり」姿勢になってしまいます。
故に、前後のバランスを見る場合は、フレームで見るのが正解だと思います。
しかし、フェンダーアーチで計測する場合もあります。
それは・・・・・「現状より何mm動かすか?」という場合です。
既に前後のバランスは調整済みで、そこから微調整をする場合です。
「現状からリアを2mm下げよう」とか、個別の微調整の場合はフェンダーアーチで計測してもOKだと思います。
ちなみに、左右差がある場合も多く、フェンダーアーチで計測するとその傾向は顕著です。
その誤差は新車でも見られる位だし、修復暦がある車両なら尚更です。
「精密に」と言うより、「ほぼ合ってればOK」という位気楽に考えた方が良い項目です。
だって、新車でもバラバラなんですから・・・。