アルトバンのSIRAKOBATO超理論・ボルテックスジェネレーター・コアンダ効果・アルミテープ・静電気除去に関するカスタム事例
2022年08月30日 07時53分
写真はフレンドの むかさ さん
からお借りしたものです
むかさ さんのアルトバン
本当に適切な位置に
ボルテックスジェネレーターがつけられています
むかささんがニャンコひげと命名した
ボルテックスジェネレーターの取り付け位置
この位置は
燃費向上とフロントタイヤの接地感UP
この二つの効果が得られることができるのです
その効果は角が丸くなっている
車でしか得られないのですが
※前回話したプリウス PHV や
最近の車の角のデザイン
フロントから横に流れる空気の流れを
突起物などを使って
フロントフェンダーから空気の流れを離し
タイヤハウス内の空気を搔き出す
そのような空気の流れを作って
タイヤハウス内を負圧にする
そのような空力的効果を使っているので
角に突起物がある車には効果がないです
では簡単に考えるために
この角の部分を切り取って
考えてみましょう
※これは以前にも紹介しています
この車の角についての考え方は
静電気除去をすることによって
より強力になります
つまりアルミテープですね
アルミテープを車角周辺に
貼ることにより
車の表面の空気の流れが
より沿うように流れるようになるのです
上の図は静電気除去の加工してない
場合の空気の流れです
静電気除去をしていない
切り取った角の表面では
車の表面と空気の流れの間に
静電気が起こってしまい
渦を巻いてしまいます
そのため角に流れる空気は
車から離れてしまい
次に話す効果が得られないのです
静電気除去をすると
車と空気の間に渦が発生しないので
角の表面をきれいに空気が流れます
そのため上の図では
上側に力が生まれますよね
この図を車に戻してみると
車の角には斜め前方に
力が発生しているのか分かりますよね
斜め前方ということは
前に力がかかっているということです
静電気除去することにより、、
手頃なチューニングとしては
アルミテープですね
アルミテープを貼ることにより
車の状態が変わる
燃費が向上するというのが
表面に流れる空気が
綺麗に沿って流れるため
上の状態が起こっているためです
次にボルテックスジェネレーターについてです
流線型なボルテックスジェネレーターを
前丸い向きでつけると
後ろに力強い空気の流れが起きると
説明しましたよね
この向きでつけた
ボルテックスジェネレーターを
一番初めの写真にある
むかさ さん がつけている場所につけると
角で起こる力が
より向上するのです
角で起こる力が、より斜め前方に強くなる
つまり前側にかかる力も強くなりますよね
このことにより
燃費が向上し
前に引っ張られる力が強くなるので
直進安定性がよくなるのです
さらに
ボルテックスジェネレーターをつけると
上の図のような空気の流れの変化が
起こると説明しましたよね
50 km 以下では
強くなった空気の流れが
角に沿うように流れる
60 km 以上では
角に沿うように流れる空気の流れを
強く離すと
フロント前側の角に
ボルテックスジェネレーターをつけた場合
その強い流れがボディから剥がれる状態は
60 km 以上で同じように起こります
60 km 以上では
強い空気の流れが
車から離れるように流れるのです
この時に何が変化するかと言うと
斜め前にかかっていた力が
より前方に変化するのです
離れる前にボディに接触している
空気の流れは
接触している部分の角度が浅いので
より前側に力を加えるのです
そしてボディサイドから離れた空気の流れは
フェンダーの横側に負圧を作ります
この負圧が
タイヤハウス内の空気を引っ張り
タイヤハウス内をも負圧にするのです
タイヤハウス内が負圧になるということは
タイヤの転がり抵抗を減らすとともに
下側に力が生まれます
その力によってフロントの接地感が
アップするのです
フレンドの むかさ さんがつけた
ボルテックスジェネレーターの位置
この位置は
ボルテックスジェネレーターの効果が
とても効果的に現れる位置です
皆さんも参考に
楽しい空力カーチューニングを
なさってください😊😊😉