スイフトスポーツの足回りコラム・やっと足回りできて来たのにもう13万km・足回り・ストロークは大事に関するカスタム事例
2021年03月12日 21時58分
足回りが大好きです。 下げてるけど乗り心地も良く、且つ走っても楽しいオールインワン足を目指しコツコツ。。。気づけば部屋がバネだらけ。笑 依頼があれば足回りを改修して遊んでます。FFはスイフトだけですが散々やったのでFR.MR.ミニバンの足回りを弄りたく 密かにモニターを探してます。笑
「ストロークについて」
またまたゲリラ的足回りコラムです。
毎度お世話になっております。
今回はストロークについてに書いてみましたm(__)m
今回は「ストロークについて」
考察を書いていきます。
宜しくお願いします。
新旧スイフトスポーツ
zc33s、zc32s共々
スイフトの足回りばかり触っております。。。
何台かの車高調を組んでいるzc33s(新型)の足回りを改修、リファインして思いましたが
あれ?
zc32s(旧型)に比べてストロークが短くなってる。。。(^^;?
そう、BLITZとTEINを触りましたが
なんとストロークが削られております。。。
車重が1t切りになり100kgほど軽くなったのですが
なにも短くしなくても。。。
正直、そう感じました。
そうなんですよね。。
裏を返せばあんなことができるのです。。。。フフフ
このストロークが短くなっているというのは結構致命的なのです。。。
ここから本題で
個人的にストローク有るに越したことないと思っています。
というのも
最大ストロークの短い足は
伸側、縮側共にストロークの足りない足になり
(インリフト)や(跳ね)の
直接的な原因となる為です。
最大ストロークが短いと
伸側、縮側のストロークバランスを取るために
必然的にハイレートバネとなり
ハイレートなりの
「跳ね」や「ゴワゴワ感」
が付きまとい
町乗りツラい。。。。。
となります。。
キレイな路面なんてそうありませんからね。
仮にこれを避ける為に
低いレートのバネにプリロードを掛け縮側ストロークを確保して組んだとしても
レートが低いのですぐにバンプタッチとなりストロークが足りないので
自ずとバンプラバーの容量も落とさざるおえなく、バンプタッチの衝撃が強くなり
そもそもストロークが足りないので常にバンプタッチ状態となりバンバンと突き上げる乗り心地の悪い
相当ツラい足となります。。。
そう、最大ストロークが足りないと
ハイレートにしても低レートにしても
どっちに転ばそうがツラいことになるのです。。。
しかも伸側ストロークも十分確保出来ない為、内側タイヤが浮きやすくなる(インリフト)ので走りに対しても粘りが無くなり
トラクション抜けは発生しやすくなります。。
ということで
ストロークを短くすることでのメリットというのはあまり無いように感じます。
昔流行った
ミニ四駆を
アスファルトで走らせると
跳ねまくりますよね?
そもそもストロークする足なんてついて無い全く動かない構造の物が道を走るとあぁなるのです。
あれと一緒ですね。
ただ逆に車高を下げた状態で
ストロークを伸ばしていくと
干渉や、想定されてないジオメトリ変化
の可能正があり
その辺は組ながら
よーく確認しておいた方がいいかな~~
と思います。
ストロークを減らすことを
メリットと捉えるような使い方ですが
サーキットを割りきって走る場合
また、アームの可動域を制限し狙ったジオメトリで走りたい場合などはストロークを減らす意味もあるかもしれません。
極低車などは車体との干渉を避けるためにストロークを減らす対策がされていたりします。
ザックリとですが
ストロークは有るに越したことはないです。
もし最大ストロークの短いダンパーを改修して結果を出せずにいるならそれはもうダンパーに問題があります。
買い換えか仕様変更をオススメします。
どれくらいのストロークが必要か?
ですが、それは車重や足回りの形式により
様々になりますので、一概には言えません。。。
皆さんの参考になれば幸いですm(__)m
また文書だけじゃ寂しいので車も(^^;