C5 ワゴンのドライブ・気まぐれ巡行・シトロエンと東京の建築物に関するカスタム事例
2021年02月21日 15時36分
2021年 2月 東京都中央区日本橋室町にて
三井本館
1929(昭和4)年 竣工
設計 トローブリッジ・アンド・リヴィングストン事務所
施工 ジェームズ・スチュワート社
(参考) 1902(明治35)年竣工した旧三井本館(横河民輔設計)が関東大震災により火災被害を受けたため、耐震強度を高めた新社屋を建設することになった。建築のデザインコンセプトは「壮麗」「品位」「簡素」。
日本橋三井タワー(写真右側の建物)建設と並行して、三井本館もリニューアル工事を実施。「動態保存」「機能更新」「保存と開発の両立」をテーマにして、2006(平成18)年リニューアル竣工。
タワーは先進的事務所とホテルや美術館が共存する超高層複合ビルとなった。
日銀通り(中央通りの反対側)からの景色
(三井本館の奥に映る建物は三越銀座本店)
「アメリカン・ボザール」と呼ばれる新古典主義様式の建築。通りに面するファサードにはコリント式オーダーの列柱が並んでいる。
外壁材には茨城県稲田産の花崗岩が採用された。