3シリーズ ツーリングの夏の終わり・E30・ツーリング・E30Touring・サンマルミーティングに関するカスタム事例
2022年08月25日 11時40分
はじめまして E36に乗って20年あまり、コツコツ改造してここまで来ました。1980年代から90年代のDTM車両を目指して車両を作り上げました。E36のM3には、M3BとM3Cがありますよね!でもM3Aが無いんですよ、きっとDTMでしか走っていなかったS14エンジンを積んだE36がM3Aだと勝手に決めつけて(笑) E36M3Aと呼んでます。
【思い出の車 / BMW E30_316i ツーリング改】
社用車として活躍したE30_316i ツーリング改
■仕様
エンジン
M20 316i 1,600cc→M20改 2,000ccへスワップ
直列6気筒インタークーラーターボ
240hp / 5,500rpm
Turbine:SILVIA製ギャレットTurbine
ブースト0.8kg
LSD
ファイナルギア 4.1(変更)
LSD / カーツ製1.5way
キャリパー
TOYOTA セルシオ / 曙製
front6ポット / rear4ポット(セルシオ純正)
車重
純正1,200kg
仕事用に購入したE30 316iツーリング、約6年乗りました。この頃は、東京に居住し毎週のように山梨へ出張していました。なので、高速移動が多くATで楽に移動できる車輌を求めたんです。しか〜し、M20 316iのエンジンはSOHC1,600ccと言う化石的なエンジンで、初めて高速に乗ったときには、当時のハイエースオーナーに「にやっ」と笑われながら、かる〜く追い越されました。本当に非力で、スピードも出ず、フラストレーションMAXな日々を過ごしていました。3ヶ月後、僕の悪い虫がむくむく💦と動き出しチューニングをすることを決意しました。
メニューを考えた際、とにかく中央道をストレス無く通える通勤カーにする事!を決意し始めました。まずエンジンを1,600cc→2,000cc(税金変わらず、これ大事!)へスワップ。次にNA2,000ccでも非力な為、ターボ仕様に変更する(実は、M20エンジン圧縮が8.5 : 1しかなく、ガスケットさえメタル仕様に変えればポン付けターボが出来ると思いました。※だが、そう簡単では無く、結局フルコン制御を余儀なくされました。
1.エンジンスワップ
2.ターボ仕様へ変更
3.エギゾーストワンオフ製作
4.タービン流用
5.インタークーラー装着
6.マフラー交換
7.LSD交換
8.キャリパー交換
9.ホイール交換
10.バンパー等交換
ここまでの仕様にして、ようやく納得できる車輌になりました。でも、皆さんお気づきだと思いますが、社用車なんだよね?社用車をここまでしてどうすんの?💦って思いますよね(笑)すみません、どうしてもこんな事になってしまうんです(爆)走りは、すこぶる快調で、1,800rpmくらいからブーストがかかり、4速オートマのギア比と4.1ファイナルのLSDとの相性が良くきびきび走る仕様となりました。NAのときより、エンジン音が静かになり高速移動も快適になりました。104馬力しか無かったのに240馬力まで上がり、今度はハイエースににやっとしながら追い越せる我が社用車を褒めてあげました(笑)ブレーキも高級車のセルシオ用なので、ガツンとは効かず、しっとりでありながらぐっととまってくれるフィールは、この316i改にはピッタリの仕様でした。
最終的には、台風の日に山梨出張中、中央高速談合坂付近でハイドロを起こし、3回転して路側の法面に突っ込み廃車になってしまったことが偲ばれます。でも、奇跡的にケガも無く車輌をJAFに頼み工場へもっていき、その日中に代車で今一度甲府へ出勤した苦い思い出が蘇ります。でもでも、本当によく働いてくれた車輌であり、自分の人生を豊にしてくれた車輌でありました。
社用車でも峠を攻めてたあの時代は懐かしい。