MINIのDIY・レストア・英国車・旧車に関するカスタム事例
2019年03月07日 20時21分
これまでもこれからも、自分の愛車は、燃費が悪く、壊れることもあり、人も物もあまり運べず、税金は重課され、手放す時には二束三文?。でも愛着があればそんなことは気にしません。我が愛車は移動手段てだけじゃないんです。手入れを行き届かせるべき愛用の道具だったり一張羅でもあるんです。時にはペット、時には伴侶、手を掛ければ応えてくれて、まるで鑑のように自分の行いがきっちり還ってくるのです。そんな私も身体のあちこち壊れはじめたクラシック。今日も私と愛車、頑張れ頑張れ、東へ西へ
ウッドトリムまたはウッドフレームと呼ばれる部品ですが、最大のウィークポイントはここ。屋根の水のほとんどがここに流れ込んできます。
さて「ウッドフレーム」と言いましても、先代の「モーリス・マイナー・トラベラー」の場合でのフレームは「骨組」「枠組」であって、そのフレームに金属パネルを付けてボディとしていたのに対し、このカントリーマンとその兄弟車である「モーリス・ミニ・トラベラー」の場合でのフレームはただの「枠」「縁」「額縁」で、すでに完全な形の金属ボディへ先代デザインを継承すべく装飾的に付けられていて同じ呼び名でも全く性格の違うものなのです。
したがって、腐ってしまっても実害は特に無いと言えば確かにありません。輸出仕様のオールスチール仕様(ボディ同色の窓枠が金属なのが本来ですが、アフターパーツの木製になっている個体もあったり)にしている方も少なくありません。
けれど「キノコが生えた」だの「ニス塗り大変」だの言いながら手をかけるのが、このクルマ最大のお楽しみなのです。