ジムニーのキングピンベアリング交換・ナックルシール交換・JB23W・ジムニー・ジャダー修理に関するカスタム事例
2022年03月24日 01時20分
投稿している内容が途中で終わっているものは後日追加で記事が増えていきます。 完結まで見ていただけると喜びます。 千葉県の山武郡で自動車修理をやっています。 最近博物館に並んでそうな車の修理が増えてきました。 気軽にコメントもらえると喜びます🤩
ジムニーさんのジャダーが酷いのでキングピンの交換修理、
よく皆んな言ってるのがロッド類やキングピン、ブッシュの部品の劣化でシミシミ言ってるけど
劣化が原因のジャダーはシミー現象とは言わない。
ただのジャダー←ここ重要
ホイル外して
エアロックキャップ開けて8mmソケットで良い
キャリパー外して17mmが2本
ブレーキローター外す
スナップ外してワッシャー外すと
ハブベアリングが見える。
ハブベアリングは左右とも交換して間もないっぽい
ハブ外れたらバックプレート外す前に上下のキングピンを緩めておくと楽です。
キングピン上4点下4点緩めて一本なり2本なりボルト残してからバックプレート外すと楽です。
ボロッと色々もげてワタワタしない
下はここアルネ
ピニオンから来てるボールジョイントを外す
こっちも外す
ここね〜左右両方固着して外す時間もかけてられないのでボルトさっさと折ってドリルでぶっ飛ばした方が早いので即座に折りましたチャレンジしたい人は1時間でも2時間でも😩
最後にナックルシールのリテーナー類のボルトを外す10mm
バックプレートとってハウジング外したら
ドライブシャフトを抜いて
キングピン上下を抜くと写真の状態になります。
綺麗に灯油で洗って1000番のペーパーで裏の球面部を滑らかに磨く、
球面に塗装処理はグリスで侵されてどうせベロベロに剥がれて時間と手間の無駄なのでしっかりペーパーで磨き上げてグリスを塗布してやることが大事
外したキングピンベアリング
錆びている方が下のベアリング
ホイールの手ではガタつき感じなかったけど
走行中はガタつきを感じる。
ベアリングの錆びた方は振ったらバラバラになりました。
こいつも段付きあるけどまぁ正常だったとして見ると
コイツはもうボッロボロのアレアレクレアラシル状態
でもこれ構造上というか構成上水入るのは当然だよね。
構造上というのは最後にナックルシールの事でおっさんが熱く語ります。
このナックルシールですね、
取り付け順序はナックルに対して
1.シム
2.シール
3.リテーナー
上記の順で入るんだけど
1発目がナックルの面に割りの入ったシムの時点でシール性皆無じゃんと、
でもマニュアルなんかの展開図だと上記の順番で説明されてる、
何回か組み合わせ変えて考えても
1.シール
2.シム←コイツはシールを押さえ付けるための物
3.リテーナー
ナックル側の面は綺麗なフルフラットです。
ゴムシールを密着させて合わせ面と側面を綺麗にシールするようになってます。
1発目をゴムシールにすることによってまず外気とは完全遮断で水の侵入はあり得なくなります。
つまり下のベアリングが錆びるなんてことは起き得ない、
川の中走っても水なんか入り得ない、
デフオイルとも混ざり得ない、
さらにさらに1発目をシールにすることによってよりシール材が球面を抑え込む力が増すのでやっぱり機密性がどう考えても上がる。
多分開発者の意図とマニュアル作った人の勘違いによる誤植じゃ無いかなと
そのまま伝統的に受け継がれてきたままじゃないのかと30分ぐらいナックルとシールを引っ付けたり話したりして考えてました。
理屈で考えれば私の考えは間違いないです。
じゃなきゃ最初からたいして防水しないあのゴム要らない
そ う い え ば
エアロッキングのエア配管、
二次エア吸ってる可能性が払拭できない上に近い将来もげても不思議じゃないので手直ししないと、
四駆入ったり入らなかったり、
入ったまま戻らなかったり、
皆さんのも日常点検でチェックした方がいいかもしれんですね、