Next Vision フィルム・ラッピング施工さんが投稿したカーフィルム施工・ゴーストフィルム・フロントフィルム・車検・透過率測定器に関するカスタム事例
2025年02月15日 11時17分
趣味でフィルム貼り、ヘッドライト加工等してます クオリティ等気にしないのであれば施工等可能なのでお気軽にコメントをお願いします 2024/10/01より 郡山東インター目の前のガレージ 1号室に移転しました
とあるガラス屋さんからTM2000を
提供していただいたので、この機会に
何故車検時に透過率が落ちるかを解説
数年前は自分でもTM2000は所有してました
しかし、中身のみ紛失し証拠付きにて
解説が出来なかったのでこの機会にまとめ
※大前提として画像左側(簡易測定器)は昔から保安基準外の測定器となります。
1. 測定器の測定波長による実測値の違い
画像では実際にトヨタ車のフロントサイドを使用しています
どちらも校正済みの測定器であり基準値から0.1%もズレはありません
しかし測定波長の違いにより最初から数値がズレます
これはガラス・フィルム問わずズレるため
特にフィルムの場合は上振れ・下振れが発生しますがだいたいは簡易測定器のみ上振れます
これにより最初からズレているために
施工時に簡易測定器で測り70%以上でも
車検時に準拠品で測った場合は70%未満になったりする事が多発していました
車検時に落ちる場合は貼った段階で70%未満です
ただし施工時と同じ機器同士の測定であれば
ほぼ同じ数値が出るので数年では少なからず車検に影響する2〜3年では大きい数値の変化は出ません
このズレを一般的には劣化と言われていますが
実際は劣化ではありません
2. 現状±3%のズレだけどこれで計算出来る?
結論から言うと「出来ません」
ガラス・フィルム両方共、実測値は違うので
そんな簡単に計算出来る物ではありません
3. これだけ違うなら貼れなくね?
最初から保安基準準拠品で測定し、正しく施工されていればトラブルなく施工可能です
4. 簡易測定器が普及した理由
昔から簡易測定器は保安基準外ですが
全国的にオーロラ系(Ghost等)が流行り出した頃は検査場・施工店含め簡易測定器で測定をしていました。
一部の正しい店舗のみ準拠品を使用しており、大半が間違った検査をしていた事が事実としてあり今現在も簡易測定器のみ使い車検や施工している店舗はあります。