マークXの板金塗装・他店修理不具合・他店修理やり直し・修復歴あり・トヨタ塗装剥がれに関するカスタム事例
2024年12月10日 16時21分
ナナ猫です。 名古屋市内にある法律関係の専門学校に在籍しています。 専門分野 子どもの権利条約とそれに関連する憲法、行政法(行政救済法) 保有資格 令和3年度行政書士試験合格(行政書士登録はしていません) 第1種普通免許 ナナ猫は恥ずかしがり屋でやや秘密主義気味です。 その為、マークX以外のプライベートな投稿はあまりしません。 みんカラメインです!
ナナ猫のマークX、左のフロントドア、リアドアの塗装剥がれてます。
ナナ猫でオーナー歴3人目、乗り始めた頃からこうなってました。
開けてみるとこんな感じです。
リアドアもこんな感じ。
小さい傷なので大して気になりませんが、錆びたり広がったりするといけないのでタッチアップしていました。しかし、タッチアップして2週間くらいで剥がれてきます。
普段から、ボディー色のタッチペン鞄に入れて持ち歩いて剥がれ次第タッチアップするという感じにしていたのですが、2週間で剥がれるので埒が明きません。
おまけにタッチペン普段から持ち歩いているので、何かの拍子にカバンの中で蓋が空いてしまうという悲劇が起こることも🙀
前オーナーはトヨタ以外の他メーカーディーラー中古車コーナーにこれがあって購入し、その際鈑金歴等については説明されず、修復歴はなしと表記されていました。
しかし、推測ですが、クォーターからフロントフェンダの真ん中らへんまで塗り直されています。
恐らくフロントドアとリアドア、クォーター前よりは2回くらい塗り直されてます。
どういった損傷で誰が修理したか不明ですが、これが何か影響したのか。
それか、トヨタの白はよく剥がれると聞くので、噂のあれか。
しかし、トヨタの白で剥がれるのは070、マークXは062なので関係ないし、そもそもそれならタッチアップした所は剥がれないはず。
一体何が原因なのか。
ナナ猫がお世話になっているトヨタ系ディーラーがクイック鈑金やってるので、見積もり持っていくと衝撃の事実が判明しました。
ナナ猫「マークXオーナー歴自分で3人目なんやけど、過去に2回くらい直したような痕跡があるんやん、それで、ドアのこの傷タッチアップしても2週間くらいで剥がれてくるし、板金屋さんに板金用塗料でタッチアップしてもらったけど、それでも一ヶ月で剥がれるんやん」
ディーラー整備士「いやいや、それおかしいよ、市販のタッチペンならまだしも板金屋さんの塗料が一ヶ月で剥がれるなんてあり得やんよ。何かおかしい」
という事で色々調べ出して判明したのが、フロントドアとリアドアのクリアランスが異様に狭くてフロントドア閉めた状態でリアドア開けるとリアドアがフロントドアに当たっちゃう。
ディーラーの人曰く「ただ単に建付けが悪いだけなのか、過去に事故した際にピラーまで損傷したのか、、、」との事でした。
マスキング貼って開けしめしてみました。
明らかに当たった跡があります。
鈑金屋さんに見てもらったら、過去に事故した際に外板パネル通り越してピラーまで損傷した事でドア位置がおかしくなって当たっているとの事。
過去に左リアタイヤが偏摩耗したり、走行中にふらつく、左に流れる等で数回アライメント調整しましたが、結局BピラーとCピラーが損傷したのであればこういった症状が出るのも納得できます。
ホイールベースが左右で変わるので、真っ直ぐ走る訳がありませんし、タイヤへの負担も大きいです。
ここまで聞いた人で分かる人は分かると思います。
前オーナーが購入時修復歴なしと表記されていましたが、これ修復歴無いわけがありません。
他メーカーとはいえディーラーでもこんな事するのか。
とりあえず、塗装剥がれているのが広がっていったり錆びたりするのは困るので、早急に修理する必要があります。
ここでナナ猫考えました。
ディーラーの方が安いし、仕上がりもそこそこ綺麗、早い、いつもナナ猫がお世話になっているお店だから信頼できる、しかし、他店が修理しておかしくしたやつの修理しかも、どういった損傷でどこの誰が修理したか不明。
こういった高難易度修理になるとやはり板金歴47年のベテラン職人に依頼した方がいいのではないか。
ただ、板金屋さんが繁忙期で、1ヶ月半〜2ヶ月待ち。ディーラーならすぐ入庫できる。
悩みに悩んだ結果、ナナ猫の知り合いの板金屋さんにお願いします。
今回、商談して見積もりしたのが10月2日、注文したのが10月7日、ただ、注文した時点で板金屋さんが繁忙期だった為、順番待ちの為入庫できず。
11月5日、板金屋さんから「19日くらいには入庫できそう」と連絡。
11月19日入庫、12月9日完成(作業時間20日)
板金屋さんの繁忙期に加え高難易度修理ということもあり注文から完成まで約2ヶ月。
注文した頃は夏から秋に変わる頃、そして11月試験がいろんな意味で終わり12月、今年の冬は暖かいな〜なんて考えてたら帰ってきました。
肝心の仕上がりはかなり綺麗です。
後ろ側もここまで綺麗になりました。
「ナナ猫ちゃんごめん、頑張ってやってみたんやけど、これが限界やった、もしかしたらドア全開にするとまた当たって剥がれるかもしれやん」との事。
ここもこんなに綺麗になりました。
これで二週間に一回のタッチアップから解放されます。