車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2019年05月19日 21時59分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
日帰り山梨遠征で発見した草ヒロたち(16)
本日の草ヒロ(放置車両)シリーズ
今回は“ダイハツ フェローMAX 360 スーパースポーツ L38SS”です😲
こちらはとあるゴルフ場の近くにありました❗
こちらは1970~1980年に生産されたダイハツ フォローMAXです~😍
その中でも1970~1973年に渡り作られた前期型になります😊👍
グレードは発売同年7月に追加された“SS(スーパースポーツ)”
オート3輪、ミゼットで日本の風景を変えたダイハツは1966年に軽乗用車のフォローを発売していました
ボクシーなスタイルで、駆動方式もFRと、オーソドックスな設計でしたが、信頼性は高く、走りの実力も高かったとのこと😁
…が!ホンダやスズキの攻勢にさらされ、販売は今一歩に…😭
そこで設計コンセプトを一新する大改革を行いました❗
そして秘密のベールを剥ぎ取ったのは1970年4月、車名は今回ご紹介する“フォローMAX”を名乗りました😄
文字通り、全てにおいて最高の軽自動車を狙い、パッケージングにもメカニズムにも徹底してこだわっているとのこと😊👍
外観は背の低い、スポーティな2BOXフォルムで、当時の軽自動車の中でホイールベースは最も長いです
リアエンドはスパッと断ち切ったダックテール🦆
空力性能を強く意識したクルマで、元祖軽スポーツと言っても過言ではないでしょう✨
フェローMAXで特筆したいのは、駆動方式をFFに変更したことですかね…🤔
エンジンは横置きレイアウトの2サイクル2気筒で、そして今回の“SS”はツインキャブ仕様で、当時360ccクラス軽自動車最強の40psを誇りました😆(駄菓子菓子、排ガス規制により後期型からは37psにパワーダウン)
FF方式にロングホイールベースの組み合わせから、車内は後部座席含め十分な広さを確保していました‼️
軽自動車初のピラーレスハードトップを採用したのもフォローMAXで、2トンカラーも用意するなど、フォローMAXは時代の最先端を貫いた軽自動車でした~😋
グリルとフォグランプです
外れた右ドアはボンネットに乗せられています😢
上にはさんざんフェローMAXはスゴいクルマだ!
みたいなことを書きましたが、ホイールは商用車の“ハイゼット”と同じです🤣
とにかく崩壊していますが、SSのエンブレムやホイールキャップ、
それにバンパー下の大型フォグなど自慢のアイテムがよくぞ残ってくれましたね♪
エンブレムです😲
これに乗ったことのある方からは「エンジンは高回転でキビキビ走る」と聞きました👂💥
外れたテールランプ跡が痛々しいです…😭
垂れ下がったテールランプを撮ろうとしたら草にピントが合ってしまったの図😅
単なるミスショットですが、今見るとなんだか綺麗に撮れている気がしてお気に入りの一枚です🌟
車内はやはり広い…‼️
スポーツグレードなだけあって、好きな方がお乗りになっていたのでしょうね😁
社外ステアリングに変えられています🍳
「当時はブイブイ言わせて色々な所へ行ったんだろうな… お疲れ様」
と思ってオドメーターを覗くと22878kmを指していました😰
先程の考えが「え!全然走ってないやん!勿体無いなぁ~」に変わりました笑
ずいぶん可哀想な個体ですね…😭
故障でもしたのでしょうかね…🤔
センターコンソロールには…
“DAIHATSU”のバッチが…!
こういったちょっとした部分が上質でいいですね~😍
後部座席はガラスが2枚も乗るほど広かったです‼️
足元にも余裕がありそうですね😮
何もない耕作放棄地にひとりぽつねんと佇むフェローMAX
走行距離もまだ2万km台と、若々しい個体でした
帰るときに、もう一度顔を拝むと
「もう帰っちゃうの?まだまだ走りたいよ…」と訴えかけられた気がしました…