iQの3.11 あの日を忘れてはいけない・東日本大震災に関するカスタム事例
2021年03月11日 01時26分
ヴィッツ廃車後に変わった車が欲しくてiQを購入。 元の色は白で、購入と同時にオールペン。 色はホンダ トゥデイの『アリスグリーン』、カラーコードBG27になります。 小さくて映えない車ですが、見てもらえたら嬉しいです♪ iQのテールランプの加工(塗装のみ)もしています。 知り合いであれば、カラ割り〜塗装〜カラ閉じまで無料で引き受けます。 興味のある方は書き込みしてくださいね!
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
今回は当時の体験談と自分語りをしたいと思います。
震災の事を書くので嫌な方はスルー願います。
あと学が無い為、乱文、誤字、脱字などはご容赦ください。
2011/3/11
現場移動中の車の中、職業病でついつい通信ケーブルを見てました。
風も無いはずなのにケーブルがもの凄く揺れている。
丁度赤信号で止まった時に、その揺れは地面の揺れだと気がつきました。
"ちょっと大きな地震"
その程度の感覚だったと思います。
一宮町の現場に着き、電柱に登っていると2回目の地震がありました。
安全帯を着けているので振り落とされる事はないのですが、怖くて目一杯電柱にしがみついてたと思います。
少しするとサイレンが鳴り響き津波警報がでました。
高台の住宅地だったので、非難してくる人の車であっという間に道路は一杯になりました。
作業などできる状態ではなく、暗くなるまでその場で待機、落ち着いた頃に帰社しました。
次の日の朝、ニュースを見ると目を覆いたくなる様な惨状…ここまで酷いとは思っていなくて、物凄いショックを受けたのを覚えています。
鳴り響くサイレン、燃料を入れる為にできた渋滞、計画停電、水などの買い占め。
当時の物々しさは今だに忘れられません。
2011/4/13
震災から約1ヶ月後、自分は被災地に立ってました。
通信ケーブルの復旧の為です。
現地に着いて思ったコト、それはTVで見るよりも酷い…。
そしてTVでは感じれない【臭い】コレが一番のリアル。
魚の腐った臭い、動物の死骸の臭い、汚泥の臭い。
30分もすると鼻が麻痺するレベル。
そんな中でも生活している方や復旧作業をしている方がいて、それを見て『自分達も頑張らないと!』という気持ちで作業したのを覚えています。
でも正直気が狂いそうでした。
実際、東京から来た同じ通信業でおかしくなってしまった人もいましたし。
あまりの惨状、被災された方からの理不尽な罵倒、道なき道、親会社からの無茶振り…被災地に入り3日ほどでストレスはMAXです。
そんな中、被災された年配の方に声をかけられました。
『俺達みたいな年寄りは携帯なんか持ってない。親戚や兄弟と連絡を取りたい。早く電話が使えるようにしてほしい』
電気を必要としてる人がほとんどだったのに、電話を必要としている人がいる事に驚きました。
この日から『頑張らないと』から『なんとかしなくては!』に変わり、およそ1ヶ月間休み無しで働きました。
心も身体もボロボロでしたが、電話を必要としてくれる人がいたからなんとかやり抜けたのだと思います。
以上、体験談&自分語りでした。
あれから10年、かなり回復はしてるはずですが、元に戻るにはまだまだ時間が掛かるでしょうね。
大きな傷跡を残しているのに風化しつつあった出来事。
今年の2月13日の地震は『まだまだ気を抜くなよ!』という警告なのかもしれませんね。