かずさんが投稿したカスタム事例
2020年01月27日 16時33分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
たまに知り合いの手伝いで代行の随伴車を運転するのですがその一台がゴーっと異音がするので予想して原因はパットの残量が無くなってベースが当たってるのだと思いホイルキャップを外してみるとブレーキダストで真っ黒になっていて予想当たりみたいです。
タイヤを外してみると予想は大当たりでした😅
片面ベースが当たってガリガリになってました。
ABSセンサーの廻りに鉄粉が針鼠みたいに引っ付いています。
とりあえず知り合いの解体屋さんに一台入っていたのを思い出したので電話をして部品を押さえました。
交換作業前に重要な確認作業をします。
ベースがローターに当たってるとなると残量が少なくなってくるとローターの熱がパットに伝わりモロにキャリパーのピストンに伝わりシールが固着し戻らなくなるので戻るか確認します。この車の場合はピストンは戻りました。
まずキャリパーをベースごと外します。
車種によってはキャリパーのみでローターが外せる場合があります。あとはローターにボルトを付けられるネジ山が切ってあるのでネジ山に合うボルトを取り付けて均等に締めていくとローターが外れます。
最悪締められない場合はハンマーで叩くと外れます。
外したローターとパットです。
完全にローターに当たってました😱
パットもベースが削れていて窪みご見えます。
この状態だと相当の期間削れてる状態で乗っていたのが分かります。この状態だと異音がするのはもちろん最悪ベースがローターとキャリパーの隙間から外れブレーキが完全に効かない状態になります。
これが中古で買ったローターです。
ローター左右とパットが付属して7000円に消費税也。
やはり解体から外したローターなので錆があるので取り付ける前に瘡蓋状の錆をハンマーで叩いて剥がしてから取り付けます。
あとは外した逆の手順で戻していきます。
最後に錆落とし+当たりをだすのと効きを確認するため40キロからのフルブレーキングをしました。
効きも問題ないのでブレーキオイルのレベルを合わして作業終了です。
ここまで最悪な状態は余り見ません。
ここまでなるのはメンテ不足と面倒臭がり+スボラなのが原因です。