ビートのヘッドライトスチーマー・ヘッドライトコーティング・錆落とし&塗装に関するカスタム事例
2024年03月04日 01時13分
前々からやろうと思ってたヘッドライトコーティングです。フロント周りの錆も気になってたのでボンネットも外しました。
ヒンジの裏側のナットも錆が出ています。錆落とし剤とペーパー掛けを繰り返して錆転換剤→足つき→缶スプレーで仕上げ。
ヘッドライトユニットは家に持ち込んで#180〜5000までペーパー掛けしました。前オーナーがコーティング施工してた場合、綺麗に削り落さないとスチーマー当てた時に変な跡が残るので#180の荒目からのスタートです。#180,320,600辺りまでは目の荒さがかなり変わるので慎重にペーパー掛けしないと線傷が残ります、あまり強く当てず霧吹きを使いながらさする様な感覚で擦るのが良いです。ペーパー掛けの後にシーカフレックス227で縁の部分を再コーキングしましたが劣化した殻の隙間からの水侵入を防ぐ為にコーキングを先にやった方が良いですね、色も白よりは黒の方が目立たないかもです。ペーパー掛けが終了したら洗剤と水で綺麗に流して乾かします、拭き取りした後目張りをしたヘッドライトユニットの中にも水分が溜まってしまう事もあるのでバルブの穴から軽くドライヤーを当てて中の水分を飛ばします。
台所で換気扇回しながらのスチーマー、専用の12v6A ACアダプターは持ち合わせてませんでしたがPCハードディスク用の12v1.5Aアダプターでも直ぐ気化始まって使えました。ノズル先は気化した溶液が垂れない様ティッシュで軽く巻いておくと良いです。同じ所にノズルを何度も当てるとクラックが入るので要注意です。
一部以前のコーティング残りらしき箇所がシミの様に残りましたがそこだけペーパー掛け〜再スチームでリカバリー出来ます。
仕上げに3Mのヘッドライトコーティングを塗って終了です、表面硬化の24時間後にコーティング剤を塗るのが良いのですがそこまで考えずに塗布してしまいました。
大したムラも出ず綺麗に仕上がりました。スチーマーはクラックが起きやすいなどのネット情報もあるので気にしながら様子見です。この作業はなるべくならヘッドライト外して部屋の中で換気を良くして行う方が良いです、また1日のやっつけ作業と考えずに折角外すならボディ側の錆処理やヘッドライトユニットのコーキングなどじっくり時間を掛けた方が満足いく仕上がりになると思います。