86の裏ビーナス・ビーナスライン・長野県・ならし運転・ならし運転終了に関するカスタム事例
2024年08月02日 22時19分
エキマニ交換+ECUセッティング後初の長距離ドライブへ
今日は長野のビーナスライン周辺まで
第一目標は生まれ変わった愛車を堪能する事
第二目標は以前行けなかった美ヶ原高原道路、通常裏ビーナスへ行く事
本来であれば裏ビーナスへは美ヶ原美術館の脇から降りていけば比較的楽に行ける(楽とは言ってない)のですが、現在は武石峠の東側が土砂崩れで封鎖中
そのため、ビーナスラインは通らずに松本市側から美ヶ原スカイラインを通らなければなりません
美ヶ原スカイラインはスカイラインとは名ばかりの舗装林道でした
多分この国に存在するすべての「スカイライン」の中で最も酷い道でしょう
曲がりくねった急峻な道を標高2000m付近まで駆け上がる狂気の道です
途中、道幅が広い区間のコーナーには大量のブラックマーカーが刻まれていましたが、普通にガードレール突き破ったら即死するような土地なので、自殺志願者でも住み着いていたのでしょう
武石峠の天辺付近で美ヶ原高原道路へと分岐
美ヶ原スカイラインの惨状とは打って変わって、高原道路は稜線をなぞって下界が見下ろせる最高の道路でした
終着点はうつくしテラスという山小屋
駐車場からは王ヶ鼻一帯が見えます
尖った電波塔だらけでなんかラスダンみてぇだな
インドのカレーだ
うつくしテラスから美ヶ原高原美術館は王ヶ鼻を隔ててすぐ向こうにあるわけですが、どういうわけだか車道は開通していません
そのため、裏ビーナスからビーナスラインへ行くには武石峠を東へ降りて美ヶ原側へ登る必要があります
その区間にあたる県道464号線はバンクのついたコーナーが連続するラリーのコースみたいな道なのですが、先述した通り今はその区間は通行止め
なのでおおよそ二時間かけて、美ヶ原スカイラインを降って松本市を経由してアザレアラインからビーナスラインに登る必要があります
正直行くかどうかは迷いましたが、うつくしテラスでご飯を食べた段階ではまだお昼
なのでビーナスラインへ登り直し、美ヶ原高原美術館まで行って、折り返してビーナスラインのほぼ全線をなぞるルートでドライブを決行
ビーナスラインの登山区間はご存じの通りそれはもう急峻な絶壁の道で、以前の86では回しまくらなければ登っていかず、回しまくればあっという間に油温が120度近辺まで上がってちょっと心配になるというジレンマに悩まされていました
しかし、そこはエキマニ交換と現車セッティングで生まれ変わった我が86
中間トルクが増してるので相当登りやすく、水温油温管理もほぼ気にしなくていいレベルで簡単になりました
長距離ドライブでも確実に効いてくれていて嬉しい
それからはビーナスライン全線から八ヶ岳エコーライン、鉢巻道路を経由して小淵沢から高速INして終了
家から家までで大体500km足らずの道のりでした
セッティングした当日はスロットルの感覚に慣れなかったり、ほんのわずかな違和感があったりしたものですが、人体が学習したのとECUが学習したのが合わさってもう何も問題ありません
11万キロ台も中盤まできましたが、まだまだこの子と走りたいですね