MR-SのDIY・オーバーホール・ミッション・プレス機・問題発生に関するカスタム事例
2020年10月23日 13時00分
MR-Sのクラッチ交換ついでのLSD&セリカ3・4・5速流用&ミッションOH(ついでのレベルじゃないw)
着々と進んでおります。
まず、クラッチ交換。
ORC250Light-HP カッコイイ。
この姿は、もう見れないと思うので、目に焼き付けます。
耐熱ブラックの遮熱板も取り付け、純正が黒で良いのに。
ボルト類もサビサビだったので新品交換です。
圧入治具に塩ビパイプを調達しました。
30/40/50mm の片方フチが厚いやつ。
色んなところにシンデレラフィットします。
この紺色のやつは、耐衝撃で少し高いですが、強そうなので。
ケースへ各ベアリングを圧入しました。
というのも普通の塩ビパイプでやってたら、砕けました。とてつもない音と共に。
亀裂が入っていたのか?
そんなに高い圧ではなかったのですが。。
この後から、プレスする時は、手袋と保護メガネ、正面に立たないを徹底しました。
ミッションケースの合わせ面をオイルストーンで慣らします。
といっても、ガスケットの取り残しを綺麗にする程度の意味合いですね。
組む時は、ガスケット塗りますし。
元々、面の精度がしっかり出ているので、傷には注意です。
別で組み立てたアウトプットシャフト(セリカ3・4速流用)をデフと共に組み込み。
起動トルク(動き出す時の重さ)を写真の様なトルクレンチで測定(測定範囲は、0〜40cNmととても小さい)
デフのベアリングは、アウターレースが別体のテーパーローラーベアリングなので、予めベアリングに力が加わえて隙間をなくしておかなければいけないのですが、その力具合を起動トルクで間接的に確認します。
力の調整は、ケースとアウターレースの隙間にシムを入れて調整します。
1回目、BBという印のあるもともと入っていたシム
15cNm ギリ足らない。
2回目 EE 40cNmオーバー 大きすぎ
3回目 DD まだオーバー
4回目 CC 29cNm付近 OK!
書くと簡単ですが、シムを変えるのにもう一度ばらして、アウターレースを抜いてシム変えて、また組んで・・・・を繰り返します。
この機構はなんとかならないのかなぁ、ホント。
写真右の様なシフトフォークの製造時のバリが気になり、ヤスリかけました。
ミッションをばらして思ったのですが、内部の部品のバリが多い。
量産車ってこんなものなのでしょうか?
ちょっとガッカリです。
別で組んでおいたインプットシャフトとアウトプットシャフトを組み付けて、シフトフォークを取り付けました。
実はこの時点でミスがありますが後ほど。。
シフトフォークシャフトは、3本ですが、ちょっと知恵の輪っぽいです。
外す前に取っておいた写真を見ながら組みました。
組み付け後はこんな感じ。
フォークの位置は、シフトコントロール関係を後々入れる時に調整します。
まだまだ続く