shinpaoyajiさんが投稿したLINK ECU・セッティング・ベーステーブル・Square Hyper Engineeringに関するカスタム事例
2020年05月04日 08時07分
コツコツやってます、スクエア ハイパーエンジニアリングです♪ 基本‘走らせる’車が好きなジイさん1人でやってます。 毎日毎日バタバタしていて仕事とSNS書くのが精一杯の日々ww あっ❗️じーさんなんで'フォロー'とか'フェロワー'とかよく分かっていませんw・・すいません。。 バス釣り&ボートも自転車も趣味です♪
マイシルビアの作業中、トラブルで別のオーテックシルビアをLINK制御する事になり作業中断😓
ついでなので'ベースマップ'の作り方を😅
今回は'ラクチンプラグイン'を使うので始動前に燃料&点火&ラムダマッピングを済ませておきます。
LINKのプラグインは初動できるテーブルが既に有りますが、あくまでエンジンが掛かるだけなので、エンジンの動きを考えてベースを予想して組みます。
予想アイドル付近の燃料テーブルに、アタシは'20~30'程度の数値を入れて全体を作っていきます。
エンジンは必ず'飽和'するスポットが有りますが、車両によったり乗り方などで微妙に変わります。
今回は初動させ軽く走らせれるまでのベースなので、その辺りは走らせて合わせますから今は無視。
気になる場所、巡航領域や低回転からアクセルを踏んで呼んでいく場所に大体の数値を入れてマッピングして行きます。
アイドル回転より低い回転域は全体に量を増やさず、アイドル回転より低い圧力域も余り増やしません。
低回転(2,500rpm以下、負圧-0.3以下)は緩やかにしてそれ以上は段階的に増やして行きます。
注意すべきは'エンジンは回転と圧力に対しリニアに近い'と言う事。
つまり隣同士の数値がいきなり増えたり減ったりはしないと言う事と全てのECUは1マスづつ読むのでは無く4マス読み込み平均値を出力すると言う事。
それを頭に入れて緩やかなテーブルをつくります、コレは実走時に役立つので足りる足りない別にして'綺麗なテーブル'にして下さい。
意外に厄介なヤツがコイツ。
ペーステーブルが'圧力制御'なら加速補正はTPSにした方が合わせやすいのでTPSにしておきます。
あっ燃料のベースは'トラディショナル'で十分です。
'モデル'は特殊な状況で使用しますがストリートベースならトラディショナルの方が合わせやすいです。
モデルは日本人に馴染みのある'インジェクターサイズ'などの入力箇所がありますが、それ以外の全ての項目をちゃんと設定しないとマトモにうごきません。
基本のところはかなり正確に入力しないと迷宮に入りますから'たぶん・・'と思う箇所があるならトラディショナルを使いましょう。
あと負荷ですが'負荷=MAP'を使用してください。
'負荷=MAP/BAP'を使うと大気補正が入ります、MAPだけでも多少入りますがあくまで軽くです。
MAP/BAP併用は特殊なセッティングで使いますが、LINKはアイドルが普通にするなら余計な事しなくて大丈夫です。
アイドルがラフな車両はMAP/BAP併用を使い特殊制御します。
良く聞かれる'オープンとクローズ'ですが・・・
LINKのオープン制御は'LINKが各パラメータの数値を見て、独自に制御&補正を入れる'のがオープン
クローズド制御は'予想したオープンの結果(例えばラムダならオープンでLINKが予想し補正したラムダを外部入力したラムダ信号を見て答え合わせして修正)を使い修正する'制御になります。
つまり入力信号が曖昧ならまったく使えないため、ラムダなどは使う機器の精度が求められます。
様々な空燃比計を使いましたがアナログ入力には限界があり、精度の高い制御を求めるなら'CAN-Lambda'を使う事をおすすめします。
オープンとクローズはわかりにくいですが'オープン=指令のみ''クローズ=間違いを補正'と考えると理解しやすいです。
長い自粛の中、プログラミングして走るなら暇つぶれるのでおすすめですが、ネコが大量に出てるみたいだから注意して下さいね😅