レンジャーの旧車・カタログコレクション・昭和レトロ・トラック野郎に関するカスタム事例
2022年10月31日 22時42分
マニアックな内容ですみません。
うちは昔、運送屋じみた家業をやっていました。
その頃のカタログが多少残っています。
当時のわたしは小学生低学年です。
乗用車のカタログも沢山ありましたが引っ越し時に処分してしまいました。
今思えば名車ばかりでした、勿体ないですね。
久しぶりに押し入れから状態を様子見の為に出してみました。
子供の頃はトラックが好きだったので2トン〜大型トラックのカタログだけは残していました。
その一部ですが披露致します。
上の画像はふそう大型。
デコンプレッションが廃止になり、直接噴射式になりつつある頃です。
他にもあります
日野の4トン。他にもあります。
うちは日野の4トンでは初の直噴/赤いエンジンとなったKL-SDの後期を昭和53年に新車で購入しています。
ちらっとオークションなどを見たら、昭和車のカタログが高額になっていました。
ビックリです。
もしかして、これもお宝なのでしょうか?
勿論、わたしとしては昔から宝物として保存してきました。
当時の子供のわたしは、フェアレディZやスカイラインとかなら分かるけどトラック⁉️とか、変な子だと思われるのが嫌でトラック好きな事を周りには言わなかったです(笑)
因みにわたしは昭和44年生まれです
ふそうの4トン。他にもあります。
昭和48年くらい〜平成元年辺りのカタログが多いです。
いすゞ4トン〜大型。他にも沢山あります。
当時、【いすゞ】か【ふそう】かを検討していました。
荷主さんが三菱関係が多かったので日野党だったウチがふそうを購入し始めた時期です。
日野大型。KF後期とスーパードルフィン初期。
ここから長年親しんだ呼び名記号が変わりました。
因みに電動キャブチルトとキャブサスペンションはドルフィンが初採用。【日野フルフローティングキャブ】と命名していました。
親は日野党だったので特に日野は他にも沢山あります。
ニッサンUD。他にもあります。
ふそう ザ・グレート初代〜。
グレートのカタログは購入検討が具体化していたので全車種あります。
実際にザ・グレートは初代、3型、4型の増トンを3台購入しています。
ザ・グレート2型のカスタムキャブ。
これはドルフィンになる前で且つサイドアンダーミラーとセーフティーウィンドウの義務化以前(昭和53年11月)の後期型(後期中前期)KF/ZMになります。
直噴V型8気筒315馬力。
当時としては凄いエンジンです。
トランスミッションは前進3〜6速がシンクロメッシュ付。
冷却ファンは現在のようやファンカップリングなどない直付けなのでエンジン回転数と完全同期な為、冬は水温が上がらない為、どのメーカーも暖機用に【ラジエターシャッター】や【ラジエターカーテン】などと言うメーカー毎に呼び名が違いますがラジエーターの前を塞ぐ装着が標準装備でした。
日野の大型車のブレーキは現在のようなオイルとエアーの複合式(ハイドロリック エアオーバ)ではなく、オイル系統がない【フルエアー式】。
駐車ブレーキはレバー操作でワイヤーで作動させる内部拡張式センターブレーキ式(プロペラシャフトを締める)と、それとは別にスプリングマキシブレーキが標準装備されていました(現在のエアー解放で効かすホイールパークと同じ機構)。
【フルエアー】なのでフットブレーキは現在のオイル系統の部分が単なるエアー配管なので1回踏む度にエアーを沢山食うんです。
しかも効かなかったですね〜コレ。
当時は重量積むのが当たり前だったので、日野は良く登るけど止まらない!って言われたもんです。
確かに、追突するのは日野が多かったですね。
たわしも大人になってから運転しましたが、積載時はブレーキペダル全部踏んでもロックしませんからね💦。
すぅ〜っと流れます。
因みにこの頃の4トンはまだエアーブレーキではなく、ハイドロマスターブレーキでした。
現代車に慣れた現在乗ったら、ズドォーンとした様な凄く重くレスポンスのない操作感だと思います。
昭和ですね〜。
今はトラックは降りましたが、こんな物付ける癖が抜けずにいます💦