ミラジーノのエンジンオーバーホールに関するカスタム事例
2021年11月04日 23時00分
えもけんです(=゚ω゚)ノ 2024.11.3現在 180SXを購入して早26年。 四半世紀一緒の相棒です! エキショウからマラケシュブラウン+α塗装終わりました。 過去作業日記も掲載。 SXE10やL700Sにも乗ってます。 最近はアルテッツァに乗る頻度高め!
ジーノのピストンです。
エンジンは2度も降ろすのは手間なんで車上でバラしました。
オイルパンはそのままだとメンバーに当たるのでストレーナーをはずして一緒に取ります。
ちょっとボヤけてますが赤マルのとこにある排油孔がつまってます(゚Д゚)
トップリング、セカンドリングは固着ありませんでしたが、オイルリングは固着でした。
3気筒共!
1気筒4箇所穴があります。
このエンジンが載ってたジーノはエンジンルームがオイルまみれでした。
部品取りとして買ったのでたいして試運転などもしてなかったので確認不足ですね。
走行距離は16万キロでした。
綺麗に掃除してスッキリ!
1.5mmぐらいの針金の先をヤスリで傷をつけてカーボンを削りやすくしました。
溝はワイパーの骨になる平たいブレードがドンピシャでした(・∀・)
キャブクリーナーや歯ブラシも使用してます。
はずしたリングは左から
トップリング
セカンドリング
サイドレールアッパー
エキスパンダリング
サイドレールロア
になります。
トップ、セカンドは上下あります。
サイドレールには上下はありませんが、こうした方が良いという取り付け方はあるようです。
純正は関係なく付いてました。
エキスパンダは合口がM字になるようにします。
各リング合口は東名のピストンキットの説明図を参考に合わせました。
今回使用したピストンリングは純正スタンダードでリケン製でした。
スタビのブッシュは注文して置いておいたのが行方不明になってましたが、見つかったので交換!
左が新品です。
エンジンはピストンを組んで元に戻す作業を完了。
2番メタルに異物噛み込みの傷がありましたが問題なさそうだったのでそのまま使用です。
ヘッドの排気ポートから触媒までオイル焼けで真っ黒だったので掃除しました。
触媒は念のため車検前に部品取りと交換して済ませました。
エンジン降ろすなら二度手間をかけないためにもしっかり点検が必要ですね('A`)
ジーノは簡単なのでよかった!