ヴォクシーのDIY・サイドフラップ・塗り分けに関するカスタム事例|車のカスタム情報はCARTUNE
ヴォクシーのDIY・サイドフラップ・塗り分けに関するカスタム事例

ヴォクシーのDIY・サイドフラップ・塗り分けに関するカスタム事例

2020年11月07日 20時37分

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デューク@GENESISトヨタ ヴォクシー ZRR80W

2018年4月に 60 VOXY 前期から80 VOXY 後期 煌 へ。 CARTUNE デビュー:2020年1月 参加グループ  ・ ZRR TYPE ASSOCIATION : No.4617 関西支部  ・ N-V-E Owner's Ranger : No.215  ・ N.V.E.@80Style : 関西支部  ・ TEAM VELENO  ・ team METALLER メインは みんカラ で、CARTUNE はサブです。 よろしくお願いします(・∀・)

の投稿画像1枚目

サイドフラップの作製と取り付け

過去画像 2019年12月

現在も使用中。

の投稿画像2枚目

リアコーナーダクトパネルと同様に、以前からずーーーーと装着したかったサイドフラップ....

めっちゃカッコいいし、見た目がずいぶん変わる(*´Д`*)ハァハァ

各メーカーのサイドフラップを調べてみると...
 ADMIRATION サイドステップ 素地48000円、単色塗装68000円
 M'z SPEED サイドステップ 未塗装70000円、単色塗装128000円、2色塗り分け塗装140000円
 SIX SENSE サイドステップ 未塗装52800円、単色塗装102800円、2色塗り分け塗装112800円
 ROJAM サイドステップモール 未塗装63000円
 ROWEN サイドステップ 未塗装60000円、単色塗装85000円、塗り分け塗装105000円

また、汎用品として有名であり、結構使用している方が多いのは...
 CRAFTECHの汎用サイドアンダーフラップ(FRP製)13000円(本体10000円+寸法指定2000円+中央カット1000円)

各メーカーは当たり前に高額...
汎用品でも1万オーバー...しかも塗装もしないといけない...

簡単にいくならイージーリップの2色塗り分け風で取り付けようとも思ったけど、貼り付け位置がドアパネルになるので各ドアパネルごとに切って貼りつけなければならないし、たまにはイージーリップと違う物で作製もしてみたい。

  そこで、色々代用できるものがないか調べていると、雨樋、モール、配線カバー、その他いろいろ使用して結構みんな自作している。

そこで今回も、自作してみることに!

だたし、各メーカーが販売している複雑なサイドフラップは作製不可能なので、単純な型のサイドフラップを目標に!

見本にしたのは寸法が記載している汎用のCRAFTECHで、2色塗り分けはSIX SENSEで。

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サイドフラップ取り付け場所の確認と必要寸法の計測

CRAFTECHのサイドフラップの取り付け場所はドアを開けた時に見えるボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の下側に両面テープとビスで止めるのが一般的。

ちなみに、ボディロッカパネルモールディングASSYの下側の幅は20mm(黄矢印)である。

糸にワッシャーを結んでサイドパネルにテープで張り付け、ボディロッカパネルモールディングASSYの内側からどのくらいの幅があればツライチになるのかを調べた。

計測してみると、ツライチにするには70mm(緑矢印)必要であった。

ボディロッカパネルモールディングASSYよりもさらに内側へ60mm(赤矢印)行くとジャッキポイントがある。

よって、ツライチでジャッキポイントも問題なく使用できる事を考えると幅は70mm~110mm、汎用のCRAFTECHであれば幅130mmを中央カットした60~65mmで取り付けている方がほとんどなので、最低でも60mm以上は欲しい所。

長さはCRAFTECHでも寸法を2085mmにしている方がほとんどで、実際に計測してみてもやはり2085mmであったので、2085mmで決定。

厚さはCRAFTECHでも10mmあり、細すぎると2色塗り分けが目立たないので、やはり10mmは欲しい所。

以上より、長さ2085mm以上、幅60~110mm、厚さ10mmで探すことに。

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材料の調達

ホームセンターで物色すると厚さ・幅などでサイドフラップに加工できそうな物はあったが、長さが2000mm以上の物でお値段が安い物がなかなか見つからず。

そんな中、唯一見つけることが出来たのが長さ4000mm、幅57mm、厚さ7mmの幅木で、税抜き878円!

以前、みん友さんが幅木でサイドフラップを作成したという情報は入手済み。

 ※幅木とは住宅の壁と床の境目に取り付ける部材であり、基材は中密度繊維板(MDF)で、塩ビ(ポリ塩化ビニル:PVC)のシートでラッピングされている物が多い。

 ※MDFとはMedium Density Fiberboardの略であり、木質繊維を原料とする成型板(ファイバーボード)の一種でああり、木材チップを蒸煮・解繊したものに接着剤となる合成樹脂を加え板状に熱圧成型  したものである。
  木材の様に軽量で高い加工性を持ち、かつ、木材特有の反りや乾燥割れなどの癖が少なく、幅・長さ・厚さの狂いも少なく、均質で極めて安価である。
  反面、木材に比べ裁断が細かく粉状にまで粉砕する為、水や湿気に弱く表面処理を行わないとカビ易く、釘の保持力も強くない。
  用途は、構造材としての強度を必要とせず、木材としての厚みだけを要求されるような、家具類が主体である。

幅と厚さは探していた条件を満たしていなかったが、長さを優先してこれに決定!

カラー(塩ビシート)はホワイトで2本購入し、木材カット料金を支払って2086mmに切断してもらった。
 ※本当は2085mmでカットしたかったが、±1mmの可能性があると言われたので、-1mmの場合は2084mmになるのは困るのであえて2086mmとした。
 ※カット後、計測してみるときっちり2086mmの寸法であった(笑

また、リアフラップも作製する事を考え、残った幅木 約1914mmを550mmと600mmの長さでカットしてもらった。

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シーラー塗装

今回購入した幅木だが、表面・側面は塩ビシートでラッピングされているが、裏面は一部しかラッピングされておらず、当然のことながら断面にもMDFが露出している。

塩ビシートはかなり強固に接着されているので、剥がすのもかなりの手間である。

また、塩ビシートを剥がしている最中にMDFが割れる恐れもあるので、塗装はこのまま行う事とした。
 ※ためしに余った幅木で塩ビシートを剥がす練習をしていたら、MDFが割れた...

木材は知ってのとおり吸水性があり、塗料などを直接塗布すると染み込んでしまい、何度も重ね塗りが必要になり、均一の色にするには大変である。
さらにMDFは通常の木材に比べ、とても吸水性が高い。
よって、一般的には下地処理としてシーラーを塗り、木材の導管や繊維の空間を埋め塗面を平滑にし、上塗り塗料の余分な吸収を防止する事が可能となる【目止め】をする事が勧められる。

1.MDF露出部以外(塩ビシート部)をマスキングテープで保護

2.ニッペ 木部用下塗りスプレーをスプレーして乾燥させ、3回繰り返す

3.マスキングテープを外す

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ミッチャクロン、プラサフ

1.塩ビシート部をシリコンオフにて脱脂

2.全体にミッチャクロンをスプレーして乾燥させ、3回繰り返した

3.全体にプラサフ(プライマー・サフェイサー)をスプレーして乾燥させ、3回繰り返した

4.乾燥後、#1000の耐水ペーパーで表面を整えた

の投稿画像7枚目

本塗装

今回は2色塗り分けに挑戦してみた。

1.裏面、内側面にコーナン オリジナル PROACT アクリルラッカーSPブラックをスプレーして乾燥させ、3回繰り返した。

2.表面・内側面、裏面をマスキングテープで保護。

3.外側面・断面にコーナン オリジナル PROACT アクリルラッカーSP ホワイトをスプレーして乾燥させ、3回繰り返した。
  その後、色を合わせるために、SOFT99 ボデーペン トヨタ用 070ホワイトパールクリスタルシャインをスプレーし、マスキングテープを外して乾燥させた。

  4.乾燥後、#1000の耐水ペーパーで境界面を整えた

  5.3.でホワイトに塗装した外側面・断面をマスキングテープで保護。

6.表面にコーナン オリジナル PROACT アクリルラッカーSPブラックをスプレーして乾燥させ、3回繰り返した。
  その後、色を合わせるために、SOFT99 ボデーペン トヨタ用 202ブラックをスプレーし、マスキングテープを外した。

7.5分後にウレタンクリアをスプレーして乾燥させ、何度も重ね塗りを行った。

8.3日以上乾燥させた

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完成~(・∀・)

の投稿画像9枚目

塗り分けはこんな感じに♪

の投稿画像10枚目

サイドフラップ取り付け位置の検討

分割式ではなく1本のサイドフラップなので、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の下側に両面テープとビスで止める事になる。

前回の整備手帳:サイドフラップの作製でも記載したが、サイドフラップをツライチにするにはボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の内側からサイドフラップをとりつけると、70mm幅のサイドフラップが必要である。(青枠)

今回作製したサイドフラップの幅は57mmの為、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の内側から取り付けるとツライチには13mm足らない。(ピンク枠)

57mmのサイドフラップをツライチに近づけるには
①出来る限りボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側にサイドフラップを取り付ける
②出来る限りサイドフラップの内側で取り付ける
事である。

ツライチにするにはサイドフラップとボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)を6mm重ね、サイドフラップの内側から3mm、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から3mmの場所にビス止めをする必要がある。(緑枠)

しかし、ツライチにはなるが問題点として
①ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側は斜めになっているので、ビスが突出する可能性がある。
②ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側でビス止めを行うとビス部にかなりの負担がかり、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)が割れる可能性がある。
③サイドフラップの内側でビス止めを行うとビス部にかなりの負担がかかり、サイドフラップが割れる可能性がある。

試行錯誤した結果、安全性を考慮し、
サイドフラップとボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)を14mm重ね、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から7mm、サイドフラップの内側から7mmの位置でビス止めし、ツライチまで7mmになるように取り付ける事にした。

ちなみに、ドアパネルを開けた時、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側からサイドフラップの外側までは43mmになる。(赤枠)

の投稿画像11枚目

サイドフラップへの穴あけ

サイドフラップの重さは700gあり、サイドフラップとボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)のビス部にかかる負担を考えてビスは8ヶ所とした。

1.サイドフラップにマスキングテープを貼り付け。

2.ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)はタイヤハイスまで延びていないので、タイヤハイスから100mmの場所にビス止めをする事とし(赤○)、サイドフラップの両端から100mmにマーキング(白○)。

3.サイドフラップの残り1886mmをビス6個で7分割した1間隔約270mmとし、270mmごとにマーキング。(黄○)

4.100mmと270mmのマーキング8ヶ所に、内側から7mmの位置でマーキング。

また、サイドフラップの固定がボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)だけでは十分かどうか不明確な為、
前輪タイヤハウスの後方のパネル(呼び名?)の下にもビス止めする事とした。

5.前輪タイヤハウスの後方のパネル(呼び名?)の下に厚紙を貼り付け、さらに厚紙に両面テープを貼り付け。

6.サイドフラップがボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から43mmの長さになるように両面テープや台等で仮止めし、5.の厚紙をサイドフラップに貼り付け、マスキングテープへ転写。

7.前輪タイヤハウスの後方のパネル(呼び名?)の下への穴あけはタイヤハウス側から56mm、外側から25mmの位置とし、マーキング(オレンジ丸)。

8.各マーキング部を2mmのドリルで穴あけ。
 ※穴あけを行わず、直接ビス止めを行うとMDFが割れる可能性がある。
 ※下穴は50~70%にする為、4Mのビスで止める予定である事から下穴を2mmとした。

の投稿画像12枚目

ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)への穴あけ

1.サイドフラップの内側(下穴あけ部以外)5ヶ所くらいを脱脂して、ドライヤーで温めて両面テープを貼り付け。

2.サイドフラップがボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から43mmの長さになるように両面テープで貼り付け。

3.サイドフラップの下穴から2mmのドリル先を入れて回し、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)に穴をあける。

4.サイドフラップを取り外す。

ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)は空洞で柔らかい為、サイドフラップの抜け落ちを回避するために、トグラーを1個使用する事にした。

トグラー:備え付けのキーを差し込むことにより固定装置が作動し、アンカーが中空壁に固定された重さを分配するトラス(桁構え)の役割を果たす。
   ↓
  http://www.toggler.jp/products_hwm.html

5.ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の下穴の1つの大きさを6mmに拡大してアンカーを差し込み、アンカーにピンを差し込こんでアンカーを開かせる。

の投稿画像13枚目

サイドフラップの取り付け

1.サイドフラップの内側をシリコンオフで脱脂し、ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)と接する場所(下穴以外)に10mmの両面テープをドライヤーで温めて貼り付けし、両面テープの一部を剥離。

2.ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)をシリコンオフで脱脂。

3.サイドフラップがボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の外側から43mmの長さになるように両面テープで貼り付けし、サイドフラップがボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)の下穴同士が合うか2mmのドリルを入れて確認し、調整。

4.残りの両面テープを取外し、圧着。

5.ボディロッカパネルモールディングASSY(黒い樹脂部分)にサイドフラップをステントラスタッピング(4M×20mm)+ステンレス丸ワッシャー(M4×25×1.0)で止める。
 ※ねじの座面積を大きくして、サイドステップにかかる面圧を小さくする為にワッシャーを使用。

6.前輪タイヤハウスの後方のパネル(呼び名?)にサイドフラップをビス止めすると斜めになるため、ステンレス丸ワッシャー(M4×20×1.0)を3枚入れて斜めにならないようにして、ステントラスタッピング(4M×25mm)+ステンレス丸ワッシャー(M4×25×1.0)で止める。

の投稿画像14枚目

ツライチまではこのような感じに。

アオープン時の状態
 踏んで割らないように気を付けないとね...
 ドアオープンしたら、ステッカーが見えるように今度ステッカー貼ろうかな♪

の投稿画像15枚目

全体ではこんな感じに(・∀・)ニヤニヤ

の投稿画像16枚目

めっちゃ感じが変わりました~♪

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ヴォクシー

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