ランサーエボリューションのLSD交換に関するカスタム事例
2018年06月24日 12時25分
ATS 『Metal New Type-R 1way』
フロント・ビスカスセンター用
このLSD導入前は、ラリーアート製を入れていまして、とあるプロ選手より譲って頂きましたが、必須オプションのLSD組付セットが無く、1番重要なインナーシャフトが無いのが痛かった。
仕方なく代用で純正を加工して、数年間使用してきましたが、やはり本来必要な挿さり量が足りず、年々オイル漏れが酷くなってきてしまったため、LSD本体自体は問題無いですが、今後のメンテナンスと費用面を考慮して、ラリーアートを降ろして、ATSを組み込みました。
ラリーアート製では1.5wayでしたが、ATSでは1wayへ変更させ、サーキットに適した機能にさせました。
プレート素材をメタルとした理由は、先に交換済みのリアLSDが同じATSメタルで、素材を揃える事で、駆動差防止と耐久性重視としているため。
ランエボの場合、フロントLSDはメーカーによって価格差が大きく、ATSは比較的安価ではありますが、実は…そのままではトランスファーに収める事が出来ず、ビスカスセンターを加工する必要があり、ATSでも加工対応してくれます。
我がランエボⅥも、ヤフオクにて中古でトランスファーを手に入れ、出品者のご協力で、そのままATSへ送って頂き、加工・トルク調整・組込全てをお任せして、当方へ送って頂きました。
クスコの場合は、ビスカスセンターも一体的に製品化されているため、パーツ代がATSの約2倍の価格ですが、無加工でトランスファーへ収められるのが特筆。