アコードワゴンのCE1・USDM・北米仕様化に関するカスタム事例
2021年04月04日 23時00分
前の愛車の北米仕様化の内装編をできていなかったので、かなり経ちましたが覚えている範囲で書きたいなと思います。
まずは、コンビネーションスイッチ。
ウインカーレバーとワイパーレバーが左右逆です。
このコンビネーションスイッチは、雅パフォーマンスのBANAさん(オプション4月号に掲載された、とんでもないエンジンを積んだ初代オデッセイのオーナーさん)から格安で譲っていただいた品でした。
右ハンドル用の固定部を大幅加工し、さらにカプラーの端子配置も日本仕様とは異なっていたために配置変更して装着しました。
北米純正のマイルメーターASSY。
ABSの警告表示が無かったことから、おそらくワゴンLX用の物かと思われます。
無加工で装着できます。
速度表示のメインとオドメーター&トリップメーターが
マイル表示になっています。
オドメーターは実際に交換時の実走キロ値をマイル値に変換(オドメーターの値を修正)してから取付けました。
右下に少し写っているのは、北米純正の照度コントロールスイッチ。
照度コントロールは機能させていませんでしたが、内蔵の照明は光るようにしていました。
ワゴン用のサンバイザーではなく、北米仕様にしか存在しないセダンのV6エンジン搭載モデル・CE6型用を選びました。
ちなみに今の愛車の純正サンバイザーも同様の仕様なのですが、プリントされているコーションラベルが違います。
両席に照明と大型ミラーが備わっていて、日本仕様よりかなりゴージャスです。
北米純正のセンターコンソールパネルです。
ハザードスイッチ・シガライターソケット・灰皿の位置が左右逆になります。
しかも、灰皿の下にあるパワーアンテナの半分格納スイッチがなくてすっきりとしています。
ハザードの右に着いているのは、これも北米純正のセキュリティインジゲーター。
作動させると赤で内臓のLEDが光る仕組みでしたが、セキュリティを組んでいなかったので光らせることはしていませんでした。
北米純正のシフトエスカッションです。
北米仕様はシフトの表示も左右逆位置になります。
表示部及び照明部分は今までのを流用します。
シフトロックのマウントは共通ではなくそれぞれ専用品で少し加工すると右ハンドル仕様のマウントのままでシフトロックを鍵でコントロールできるようでしたが、そこまではやりませんでした。
北米純正のセンターコンソールです。
北米仕様はパーキングレバーの位置が中央左側になります。
したがってセンターコンソールの形状も違ってきます。
装着するにあたってパーキングレバーの移設を行いました。
(ナットが溶接されていなかったので、ボルトを裏から通す加工をして固定させました)
このセンターコンソールは後期モデル用で、カップホルダーのサイズが前後で異なっています。
なので、フタの形状も前が広がっています。
内装というジャンルではないと思いますが、車体に貼られている各種のラベル類も可能な限り北米純正品に交換していました。
調達できなかったラベルは、本物を参考にパソコンで自作しました。
このラベルはその一つで、唯一絶対に入手できないラベル。
北米仕様車に必ず貼ってあるVINコードのステッカーです。
VINコードは日本でいう車体番号ですが
日本車のように車体のナンバーだけでなく、どこのメーカーがどこの国で生産して何年式の何という車種の何というグレードまで分かるようになっています。
このステッカーは北米仕様車に貼られているのを参考に自作しました。
1994年式のワゴンEXでコードをきちんと設定してあります。
書体がちょっと異なっていますが本物を忠実に再現してあります。
下のバーコードも本物に準じた配列を発見してキチンと設定してあります。
ここまでやる方って、今でもほとんどいないですよね。
今ではドナーとして余生を過ごしている前の愛車。
今の愛車に乗り換える機会をいただけてなかったら、もっと色々北米仕様化したかった箇所がありました。
もしかしたら、クルーズコントロールとサンルーフが着いていたVTLに乗り換えていたかもしれないですね。
実際に北米仕様車に乗ったからこそわかる違いも色々とあったので、これから北米仕様をしたい方にお教えできたらなと思っています。