ロードスターのガソスタは盛れる・怪獣8号・読書・塞王の楯・☆☆☆☆☆に関するカスタム事例
2022年03月04日 18時33分
R6年3月10日、2代目となる魂赤のNDを納車しました。 ドライブと読書と映画が好きなアラフィフオヤジです。 呼ぶときは「ハル」でお願いします。 フォローはコメントのやり取りのある方のみとさせていただきます。 言い合いになりそうな場合には、CTの規定に則り即ブロックします。 R6.3 「ハル@マグローズ🐟」から改名
ガソスタは盛れますね😊
明日は、村人NDさんの茨城ツーリングに参加させていただくことになりました。
参加される方、よろしくお願いします🙇♂️
『怪獣8号』の第6巻出ました❗️
これ読んで明日に気合い入れるぞ✨
【読書記録】
【11】,『塞王の楯』今村翔吾:著(集英社)
あらすじです。
幼い頃、落城によって家族を喪った
石工の匡介(きょうすけ)。
彼は「絶対に破られない石垣」を作れば、世から戦を無くせると考えていた。
一方、戦で父を喪った鉄砲職人の彦九郎(げんくろう)は「どんな城も落とす砲」で人を殺し、その恐怖を天下に知らしめれば、戦をする者はいなくなると考えていた。
秀吉が病死し、戦乱の気配が近づく中、匡介は京極高次に琵琶湖畔にある大津城の石垣の改修を任される。
攻め手の石田三成は、彦九郎に鉄砲作りを依頼した。
大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、信念をかけた職人の対決が幕を開ける。(集英社HPより)
● ● ●
勝つのは最強の楯か、至高の矛か。
〝最強の楯〟である石垣を組めれば、攻め手は戦いを諦め別の手段を考える。
そうすればこの世から戦はなくなる。
〝至高の武器〟をお互いが持てば、その使用を恐れてこの世から戦いはなくなる。
まさに核兵器による今の世の中の仮初の平和そのものですね。
〝矛盾〟を体現したこの物語、以前紹介した「黒牢城」より少し後の時系列になります。
作品冒頭で有岡城の村重について言及していたのが印象的でした。
それだけで泣けるし。゚(゚´Д`゚)゚。
匡介の妹や家族の最後に涙し、人々の命をまさに命を懸けて守ろうとする職人たちの心意気に涙し、男と男の信念のぶつかり合いに感動する。
ほんとまさに戦国エンターテイメント巨編といった作品です。
映画化されたら初日に観に行きます❗️
ダブル主人公の匡介と彦九郎もかっこいいし、師匠源斎もめっちゃかっこいい。
英雄宗茂も痺れるくらいかっこいい❗️
とにかく全編に渡ってかっこよく、泣けて、感動します。゚(゚´Д`゚)゚。
かなり分厚い本なんですが、一気に読めてしまいます。
物足りないくらい。
幸せに満ちたラストも最高ですね。
そして、忘れちゃいけない大津城主〝蛍大名〟こと京極高次と妻のお初。
この2人も最高です✨
選ぶって傲慢、非情な戦国武将が多い中、庶民に寄り添い、戦を嫌い、自ら民を守ろうとする。
多少の脚色はあるでしょうが、ほんと素晴らしい大名夫婦です。
「銀英伝」のヤン・ウェンリーを思い出しましたね。
クライマックスの最強の石垣対至高の砲との死闘は、目の前に映像が広がりました。
手に汗握る興奮に息を吐くのも忘れ、時間が経つのも忘れて読み耽りました。
私と同年代の方は、間違いなく面白いでしょうね。
読書が苦手な方にも、分厚さに怯まず読んでいただきたい。
きっと清々しい読後感とともに、重厚でスケールの大きい素晴らしい映画を観た後のような満足感を得られるでしょう。
それはまさにプライスレス。
超オススメの作品です♪
☆☆☆☆☆星五つ❗️