車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年03月30日 23時42分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
シリーズ化できなかったシリーズ(2)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“スバル サンバー ライトバン ハイルーフ 5ドア マルチフラット スーパーデラックス J-K87”です😄
シリーズ化できなかったシリーズ……通称“ネタ切れ救済シリーズ”、2回目です。
そろそろ長野あたりに探索へ行けると思うのですが……いつものシリーズは今しばらくお待ちください。
さて、本日はサンバー550の紹介です。
こちらも前回のバネットとバモスと同じく千葉県内での撮影です。
父親の仕事がある会場に向かう途中、脇道へと逸れたら見つけたこの1台は古い納屋の傍らに置かれており、可愛いカラシ色が目立っていました。
これもそこまでレアではなく、山梨や長野へと探索へ行けば必ずと言って良いほど1探索に1台は見つけられるような車種ですが、やはりこのようにたまたま見つけると凄く嬉しい気持ちになります。
肝心の車体ですが、周りには農薬を使っているような畑は無いため全体的なサビは少なめですが、それでもスライドドアのレールやルーフの雨樋といった水が溜まりやすい場所は容赦なくサビており、スライドドアが首の皮一枚で耐えているのが非常に印象に残っています。
また、グリルやライトが抜けており、パッと見は綺麗なものの、どことなく満身創痍な感じに見えました。
ちなみにこの型のサンバーの特徴であるグリルが紛失してしまっていますが、取り付け部の配置から察するに1979年〜1982年頃のモデルと断定しました。
かつてエンブレムがあった痕跡。
“SUPER DELUXE”の文字が見て取れます。
リアにかけては角材が大量に置いてあって満足に拝むことはできませんでしたが、そこまで惜しくありません。
リアゲートの先端部分がチョコ菓子のように朽ちています。
サンバーはリヤエンジンだったため、どうしても荷室に段差が出来てしまうのですが、そこを逆手に取りホイールベース間に上げ底を造ることで背の高い荷物を積む時に床板を跳ね上げて使用でき、その下を収納スペースとして使える2段床を構成していて、それがこの「マルチフラット」という機構です。
サンバー550の車名デカールも綺麗に残っています。
納屋とサンバー。
だだっ広い荒野にポツンとあるような雰囲気ですが、この土地の向かいにはかなり大きな住宅地が構成されています。
宅地化が進むにあたって撤去されてしまわないと良いのですが・・・。