カプチーノのラジエーター・コンプレッサーに関するカスタム事例
2022年10月18日 07時27分
さてさて、塗装を終えて乾かしたところで組み付け作業に入ります。
まずはシュラウドのスポンジを貼り直します。
手持ちのエプトシーラーを幅1cm弱に切り出し貼り付けておきます。
※組み付けた後に厚みが全然足りなかったことに気付きます。
その後、シュラウドにリビルド品のファンモーターを取り付けます。
ファンはパーツクリーナーで汚れを落としましたが、黄ばみまでは落ちません。
酸素系漂白剤につけ置きして、紫外線に二日間くらい当てれば漂白できるのかもしれませんね。
でもまぁ、このまま取り付けます。
それから、モーター側のブラケットのネジ穴の位置が合わなかったので、シュラウド側を長穴加工して取り付けました。
まぁ、純正品ではないのでこんなものでしょう(^-^;
ここまでで下準備は完了です。
あとは元通り組み付けていきますが、せっかく塗装したものが剥がれないように、プライヤーにビニールテープを巻きつけたり、レンチが斜めに入らないように注意しました。
まずはインレットパイプにホースを接続していきます。
パイプもホースバンドもツヤツヤです。
ラジエーターもシュラウドも新品並みにツヤツヤに仕上がりました。
あとはクーラントを満たし、エンジンを始動して、エア抜きと水温上昇でファンが回るのを確認すれば完璧です。
ファンも無事に作動してくれました!
最後に整流板も取り付けて、あとは試走に行くだけ。
試走した限りではエンジンに不調はなく、綺麗に回ってくれます!
しかし…。
今回の作業で分かったことが…。
塗装に夢中になっていて気が付かなかったのですが、リレーを確認すると…。
ラジエーターリレーのカプラーが溶けてる〜!!
ファンモーターの故障で動作不良を起こして、リレーに負荷がかかったのでしょう。
故障した時にリレーの入れ替えも試しましたが、その時にはカプラーに問題なかったので、その後に溶けたと考えられます。
それから…
どうやらエアコンコンプレッサーが逝ってしまわれたようです…。
エアコンが効かないのはもちろんですが、エアコンオンの状態で走ると、アクセル開度を一定に保っていても異常に息継ぎするような感じです。
アイドリング状態では、ストールしそうになるほど回転が落ち込み、エアコンオフにすると全ての症状は改善します。
また、停止時にエアコンオンでアクセルを煽ると、コンプレッサーからギャギャギャ!と異音が聞こえるようになりました。
そのまま試走を取り止めてスズキに直行。
コンプレッサー交換の見積もりをお願いし、合わせてカプラーの打ち替えと、リレーの在庫確認もお願いしておきました。
一難去ってまた一難です…(;´д`)