ランサーエボリューションのロアアーム・タイロッドエンドに関するカスタム事例
2017年10月26日 02時52分
フロント周り①
基本的に、ランエボは曲がらない車。
AYCやACDなどで曲がるようになったが、
電子制御によって曲がるため、
自分の意思と意図しない動きが嫌い…
AYC故障での交換の際に、
RS用機械式リアデフを手に入れて、
前後共に機械式デフ化しています。
(後々、RS化について詳しく書きます。)
そのため、フロントのトレッドを広げて、
前後でトレッド差を出す事で、
曲がりやすくしようと導入しました。
ZEAL by TS-SUMIYAMA
ロールセンターアジャスター
15mm延長タイプ
これによって、片側15mmフロントのトレッドを
広げる事が可能になります。
フロントロアアームの先端を交換するだけ。
しかし…同じCP系でも、ⅤとⅥTMEは取付不可。
っというのも、Ⅵだけロアアームの形状が違う…
Ⅴは、この先端部分も含めて一体形状で、
競技向けな味付けだったゆえに、
街乗りでの乗り心地が不評だったため、
Ⅵで、ロールセンターを逆にする事で、
街乗りでの乗り心地が改善され、
その際に、先端が分離式になりました。
しかし…今度は、競技でこの先端部分が脱落が相次ぎ、
ⅥTMEでは、再びVアームと同形状に戻り、
こうした経緯で、Ⅵしか対応していない。
ただし、ロアアームとナックルを同時交換すれば、
どちらにも変更する事が出来ます。
ロールセンター部分がピロ化されるので、
しなやかな動きに寄与されます。
ロールセンターアジャスターで延長すると、
同時にタイロッドエンドも、
延長させないといけません。
ZEAL by TS-SUMIYAMA
ピロ式タイロッドエンド
15mm延長タイプ
こちらもピロ化するので、動きが良くなります。
このタイロッドエンドは、ピロ周辺はスチール、
筐体部分はアルミで出来ています。
タイロッドは、スチール製ですので、
取り付けの際は、締め過ぎに気を付けて下さい。