アリストの人身事故に関するカスタム事例
2023年11月06日 00時29分
久しぶりの投稿です🙇♂️
実は7月11日に人身事故に遭いました。
投稿しようかどうしようかずっと迷っていましたが、投稿してみます。
事故状況は二車線の道路の右側を走り、青信号で大きな交差点に侵入した時に、右折待ちの対向車が急に目の前に飛び出しながら右折してきたので、避けれずに衝突してしまいました。本当に一瞬の出来事で、凄まじい衝撃でした。思い出すと、吐き気が。
アリストはフロントが潰れ、ボンネットも浮きました。
自分は首と腰を痛めました。
現在も通院中です。
現場検証時、相手は警察から「右折する時に相手の車を見てなかったの?」との問いに対し、首を傾げながら、「うーん、見えなかった」と答えていた。
言葉を失った。
こっちは制限速度内で走行していたのだから、「見えなかった」ではなく「見てなかった」だら?と思った。
素直に「見てなかったです ごめんなさい」と言えば良いのだけど、そこはやはり人間。少しでも自分の過失を減らす為に、突発的に発した言葉だったのかな、と思います。
が、しかし、
対向車が来ているのに、目の前で急に右折する単細胞の神経を絶対に理解はできないし、したくもない。
当初、過失割合は8:2でした。
しかし、保険屋さんの御尽力により、最終的に自分の過失は1.5に。因みにドラレコの証拠があった場合(相手が直近で右折した瞬間)は相手の過失は9になるそうです。0.5に泣きを見ました。
自分でウレタンクリア塗装して大切にしていたヘッドライトはレンズと取り付け部が割れてしまいました。
磨いて自分で取り付けたジャンクションプロデュースのフロントバンパーもそこら中が割れて、潰れました。
当初、修理費がかなりかかりそうだったので、廃車も考えざるを得ない状況になってしまい、酷く落ち込みましたが、どうしても治してあげたくて、と言うか離れるなんて無理なので、とりあえず取っておいた純正ヘッドライトや純正バンパーを取り付けてもらうことに。
そして、どうにか修理する方向で進めてもらい、社外の新品イカリングヘッドライトを入手、JPバンパーは修理してもらうことに。
因みにもう新品社外イカリングヘッドライトは廃番になったらしく、どこを探しても無く。あるのは国内在庫のみらしく、たまたま見つけたイーグルアイ製のを購入しました。元々ついていたのはクリアワールド製?でした。
因みにebayとか、海外サイトで探すと新品社外ヘッドライトはいくらでもあり、比較的安価でしたが、日本国内用(左側通行)の光軸ではないので購入はしませんでした。
お気に入りのホイールにはダメージが無かったのが不幸中の幸い…
右側のフォグランプは事故の衝突で車体から1メートルほど吹き飛ばされ…
ヘッドライトが黄ばむのは本当に嫌なので、今回も実は密かに黄ばみ防止に自分でクリア塗装をしました。
今回はホルツのヘッドライトリフィニッシャーという、ヘッドライトリペア用のクリア塗料を使いました。
よく言われている「パラっと吹き付ける」よりも、垂れる寸前くらいしっかり吹いた方がゆず肌になりにくい印象でした。
実は事故当日、事故前に2時間ほどかけてアリストを洗車してたおかげなのか何なのか、事故で大怪我をしているのに、皮肉にもボディはとても綺麗だった。。
その黒光りした輝きが何とも切なく、哀しく。
別れ際に何とも言い表せない心情に。
事故に遭う数分前、また別の交差点で信号待ちをしていた時に、街路樹に集まった鳥達が騒ぐように鳴いていて、「あれ…なんか凄く興奮した鳴き方してるな…なんかおかしいな…」と、胸騒ぎが…いや、警告だったのかもしれない…
事故発生日の数日前に人生初の47センチのキビレを釣ったのですが、その釣り場周辺は地元では知る人ぞ知る曰く付きのスポット…何人もの方々の魂が消えていき、現れる…
でも釣りキチにとっては大物がウヨウヨといる秘境の様な場所。
釣り人も居ない。魚とオバケの気配が異常に濃厚なディープスポット。そこら中でボイル(エサとなる小魚を追って水面を割って激しく捕食する状況)が発生するお魚パラダイスに強烈に惹きつけられて真っ暗闇の中、一人で行ってしまった。
そんな縁起の悪い場所で大物を釣ったから、バチが当たったのか。なんて考えたり。昔から気味の悪い場所で大物を釣ると、必ず悪い事が起きたので…😰
それとは関係ないですが、アリスト修理中でアリスト不在の中、アリストを駐車していた駐車場に巨大なミドリガメが出現したり、何故!こんな所にミドリちゃんが!?
すぐにカメ達が住んでいる川へ逃がしてあげました。
すごい技術だ。。。
そして約3か月後、我が黒アリが元通りになって帰ってきてくれました。(アリストを最後に撮った場所に再び訪れて撮りました)
この時をどれほど待ち望んだか。アリストに乗ってハンドルを握った瞬間、息を呑んだ。
「ああ…俺のアリストだ…」
加速すると、内蔵がムギュッて締め付けられる様な、全身バイブレーション級の振動と排気音に胸が締め付けられ、忘れかけていた興奮が再び…
計算して組み合わせたマフラーにより、エンジンが暖まってくるとターボ車の様な排気音に変わる…
「やっぱアリストだよな…」と噛み締めた
JPフロントバンパーも完全に元通りに。
復元技術に感動しました。
グリルも壊れてしまったんですが、元々付けていたエンブレムレスタイプのグリルを新たに入手し、取り付けました。
それにしてもフォグの黄ばみが気になって仕方ありません…
フォグランプの黄ばみが嫌なので、スモーク化したらどうなるんだろう?と加工アプリにて過去画でイメージした結果、近日、スモーク化することに!
アリストが帰ってきてからどうしてもやりたかった、というかやる予定だったのに事故に遭ってやれなかった、内張り貼り替え。
クロコダイル革を貼りました… 内張りの張り替えは想像以上に難しく、またやり直さなくては…
そして黒木目ドアトリムからカーボン調へ。スイッチパネル?もカーボン調に。
アリストが居ない憂鬱な日々を癒してくれたのは、いつもそばに居てくれる親方でした。
親方も慈悲深い。
今回、初めて交通事故に遭いましたが、学びが非常に多く、世間知らずの無知にとっては結果的に色んな意味で良い「学び」となりました。
いや、そう導かれたんだ。
と思っています。
前向きに考えれば、人の優しさに触れることができて、事故は辛かったけど良い経験を出来たのかもしれない。
メッセージで助けてくださったフォロワーさん、車屋さん、板金屋さん、保険屋さん、本当にありがとうございました。
事故発生時、目撃者の方が「僕見てましたよ、完全に相手が悪いですよ、大変な目に遭われましたね、、とても暑いので熱中症に気をつけてください」と、コンビニにわざわざ買いに行ってくれたお水を差し入れてくださった。
本当にありがとうございました。
非情な「路上」にも「慈悲」が、あった。
偶然にも事故発生時に大好きなTHA BLUE HERBの「路上」を流して聴いていた…
頭の中で「路上」と「路上」と、「カルマ」がリンクしまくる。自分のカルマと言えば、直管マフラーで走り回って、散々、ご近所さんや人々に迷惑をかけてきた。今もだが…
「今回の事故はそのカルマによる因果応報なのか…」
そう自発的に思考思案させる事で悔い改め、改心させる。
そういう類の宗教的思想は好きではないが、必ずやった事は返ってくると身をもって体験しているので、信じざるを得ない… この世には科学では証明できない、目に見えないものが数え切れないほど存在していると思うので、やはりこれは…
その「路上」には主人公がカルマ特別委員会から逃れられずに、運命の間違った選択をしてジャガーに乗ったばかりにカルマの不条理な働きによってこの世を去ったが、自分は命だけは助かったという事は、カルマ特別委員会からは逃げ切れたのか、それとも…
って、馬鹿なこと、色々、考えてしまいました!
ご拝読ありがとうございました🙇♂️