ISのLEXUS IS・AVE30前期・CVTフルード交換に関するカスタム事例
2022年07月24日 16時47分
CVTフルードを交換しました。
こちらは163000キロ走行の状態から抜いた
CVTフルードです。
画像では真っ黒に見えますが、日光にかざすと
うっすら赤色に見えました。
下調べした結果、is300hの電気式CVTにはトヨタのオートフルードWS(ATF)が使われているようなのでトヨタ純正ATFを8リッター購入しました。
オイルパンから一回で抜ける量は約2リッターちょいでした。
約2リッターづつの交換で、
一回目で整備モードにして約3分巡回させてから抜くと
フルードがやや赤みを帯びて来て、
二回目でほぼ新油と変わらぬ色になったので、
二回目は洗浄&潤滑の効果のある添加剤を入れて約5キロ走行してしっかり巡回させた後に抜き取りました。
この時点で交換前との違いを感じられましたが、
劇的変化という訳ではなくレスポンス向上、
アクセルOFFの時の惰性で進む時にスムーズになる、EV走行時に交換前より車体が軽く感じる、
といった感じになりました。
二回の交換でフルードの色的にも十分だと思いましたが、
三回目の交換時にオイルパンを外してストレーナーを交換しました。
ストレーナーを外した時にストレーナーからも多少ATFが抜けてきます。
ストレーナーから抜けたATFからはメタリック塗料が多少混じったような感じのATFが出て来ました。
is300hのストレーナーは中身が繊維のフィルターが入っているタイプではなく細かい編み目の金属メッシュが入っているタイプでした。
何かワゴンRのATFストレーナーみたいな感じ。
過走行車でも詰まりそうな感じは全く無く、これなら新品にしなくても洗浄して再利用、もしくは無交換でもいいんじゃないかと思いました(゜ロ゜)
オイルパンを組む前にオイルパンと磁石を清掃してから組み付け。
オイルパンも磁石も鉄粉らしき汚れが多少付着してましたが、
思ってたより汚れの付着はありませんでした(゜ロ゜)
三回目にATFを抜くと新油と変わらぬATFが出てきたので、その後補充と油面調整、
再び洗浄、潤滑効果のある添加剤を入れて終了。
交換後、試しに約10キロ走行しましたが乗り味がさらに少しずつ滑らかになっていく感じがしました。
もっと走らせればまだ変化していきそうな感じはありましたが、以前乗っていた走行18万キロの30プリウスでCVTフルード交換した時のような劇的変化は感じませんでした。
部品代とフルード8リッターで約15000円、
ショップで作業すればさらに金がかかると思いますが、
ぶっちゃけこの程度の変化ならやる必要無かったかも知れません(・д・`*)
過走行なので一応交換しましたが、
普通のAT車と違い特に油圧がかかっている訳ではない電気式CVTで10万キロぐらいしか走行してない車両なら特にやる必要ない作業じゃないかと個人的には感じました。(^_^;)
ワコーズ辺りの高性能なフルードを使えばもっと変化があったかも知れませんが…。