かずさんが投稿したカスタム事例
2023年12月22日 02時49分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
LA600タントのボルトを替えようとしたらボルトの山をなめたらしいのでスタッドボルトを替えて欲しいと言われたので作業をします。
ナットは運良く外れたみたいです。
ホイルを外してボルトを確認してみるとネジ山らしきものが巻き付いています。
キャリパー、ローターを外してボルトを叩き抜く時にふとボルトを見てみるとなんか違和感が。さらに詳しく確認してみるとスタッドボルトは生きてました😓
巻きついていたのはナットのネジ山でした。ナットのネジ山がバカになりネジがボルトに残り運良くナットが外れたみたいです。一応ダイスでネジ山を確認して問題なかったので元に戻します。
フロントのスタッドボルトはこんな感じでハブに圧入してあります。
ローターを付けると厚みがあるのでネジ山の長さはこの位になります。更にこの車は5㍉のスペーサーを嵌めてあったので更に短くなります。
アルミのボルト穴の厚み(ハブが当たる面からテーパーの始まる所迄の厚み)はホイルによって変わりますがこのホイルでのスペーサー無しではナットのかかり具合はこんな感じ。
スペーサーありだとこんな感じ。ナットのかかり具合が余り無く見た目かかってるかかかって無いか状態でトルクで締めても緩んでくる可能性が高く非常に危険です。今回はスペーサー無しでとりつけました。
リヤもスペーサーがはいってました😓
ナットのかかり具合は十分にありますがこれも外します。
ホイル外れの事故が多発していますが原因の殆どは締め付け不足が多いですがこういうスペーサーを取り付けたままでスタッドレスに替えてかかり具合不足で外れるのもあると思います。(テーパーの合わないナットを使ったというものもあると思います。)ワイドトレッドスペーサーはまだいいですが薄いスペーサーの場合はナットのかかり具合を確認してかかり具合が
少ないなら外しておきましょう。内側に入るから格好悪いと思い薄いスペーサーを付けるならロンクボルトに打ち変えるかワイドトレッドスペーサーを付けましょう。