タントカスタムの我流のオーディオ理論 笑に関するカスタム事例
2023年09月07日 01時04分
最近になって、オーディオの音質というか、音の構造は、塗り絵というか、アニメのセル画を描くのと似てると思うようになった。
ツィーターから発せられる高音域は線画
ミッドから発せられる低音域はベタ塗りの色
スコーカーから発せられる中音域はグラデーションによる塗り分け
ちょっと極端な例えだけど、イメージとしてはこんな感じ
ミッドの鳴りが不十分でツィーターの輪郭だけが見える
一見すると綺麗に鳴っているようでいて、実際は音に芯がない腑抜けた感じ
ミッドの音量や共振音がしっかりコントロール出来てなくて、輪郭を超えて無駄な音が出てる状態
膨らんだキレの悪い低音が音の輪郭を潰す
中途半端に高音域のエッジが見え隠れするので
ギスギスした感じだったり、
中高音の輪郭が不明瞭だったり、
硬い印象になったり、
歪みっぽく感じたり、
籠ったり、
必要な音が耳に届かなかったり、
って状態
ミッドやSWのセッティングが決まった時、
ツィーターやスコーカーは触ってないのに高音域まで鮮やかになった!
って経験、あるはず
このはみ出しまくった状態から、↓のイラストのイメージに近づいた時、そう感じるわけです
スマホの指タップではこんなレベルでしか塗れないけど、イメージ的にはコレ
こういう状態から更に必要な陰影がついたり、光が当たったりした状態まで色付け、塗り分けが整えば生々しくリアルな音に近づくんじゃないかなぁ、と
それがスコーカーの1番の仕事
この下塗りがしっかりと出来てない状態でいくら線画を綺麗に整えたり、細部の色付けしても、なんとなく嘘くささか残るような気がします
アニメで言うところの、作画崩壊、って感じですかね😅
やっぱり線画、下塗り、塗り分け、きちんと役割を全うしてこそ、やっと一枚絵になるのと同じで、音の構造もイメージ的には全く一緒かと
あ、因みに、今の自分の課題は、はみ出しまくった下塗りを輪郭の中にキッチリ収める事です
ミッドが暴れまくってるので録音すると中高音のディテールが潰れたり硬くなる
実際聴く分には、ちょっと派手なライブ感のような良さもあるんだけど、バランスの悪い所は録音にはキッチリ出る😅
それをどうにかしなきゃ、って事です