かずさんが投稿したカスタム事例
2021年05月11日 01時21分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
県外にいる身内から連絡があり車検をして欲しいとの事で一時預かる事になりました。何故向こうで車検を受けないでこっちに回ってきたかというと向こうでバックスで見積もりを出して貰ったら見積もり値段がなんと総額25万(オプション含む)近くになった為です😓
預かったついでに自分のムーブと写メを撮ってみました。
自分のL902Sのエンジンです。今では珍しい4気筒のJBエンジンです。
L152Sの4気筒JBエンジンです。
外見は似ていますがコペンと同じエンジンでコイルも902と違い1気筒づつコイルが付いています。
同じエンジン型式ですがL902SはATが通常の4AT、L152sはステリモ付きのCVT、L902Sはイグナイター内臓同時点火、L152Sはイグナイター内臓独立点火の為か同じ4000回転前後の加速はL902sはレスポンスは少し悪いが重みのある加速でL152Sはレスポンスは軽いが加速が軽い感がします。ただ高速では気がつくとリミッター迄スピードが出てます。自分としてはL902Sで慣れてるので少し物足りなさはあります。
さてこれから車検の為にバックスで見積もりを出して貰った内容で部品を換えていきますがほぼ乗りっぱなしなので苦労の連続になります😓
まずオイル漏れから手を付けていきます。
作業に入る前にフロントバンパーを外してオイル漏れの部分を薬剤を吹き付けて徹底的綺麗にしインタークーラー、エアクリーナー、コイル等の補機類、ステー等を外して作業しやすくします。ちなみにL902Sと比べ外す物が多く面倒です😓
タベットカバーを外してみて分かったのですが1番側の角に近い部分が上手くパッキンが入っていなく持ってきていたみたいです😅
外して取り付け準備が出来た状態です。
流石に乗りっぱなしに近い状態なのでスラッジが溜まって汚いです😅
ここ迄酷いと直ぐには手の付けようがないのでスラッジは取れる分は取っておきます。
序でにオイルとエレメントは交換します。
オイルは自分が使っている物と同じ物を入れて更にSOD- 1も入れておきます。
タベットカバーを外したのでパッキンとプラグホールのシールも交換します。
オークションではプラグホールのシールがセットになった物が売っています。基本プラグホールのシールは非分解になっていてタベットカバーごと交換になるみたいですが部品卸に問い合わせたところシールセットは無いですが別個で注文可能でした。
多分902でも一緒かと思います。
タベットカバーの内部もスラッジ汚れがあります😅
まずシールを打ち抜いて……
自分の時に作った工具でシールを入れていきます。
奥まで入れたら完成です。
元は茶色のシールでしたが今回は黒のシールです。ついでにPCVバルブも点検しておきます。
どの車でもそうですがどうせタベットカバーを外すなら序でにプラグホールのシールも換えておきましょう。ここでケチるとタベットカバーパッキンは漏れてなくてもプラグホールのシールから漏れプラグホールに溜まり不具合が起き最悪な場合はコイル迄逝ってしまい修理代が高額になります。
タベットカバーパッキンをカバーにセットしたら取り付ける前に半月を外して綺麗にしてブラックシールを塗りヘッドに装着します。左は掃除前、右は掃除後です。スラッジが酷いです😓
ブラックシールは二種類あり速乾性と遅乾性があり今回は少し固まるのが遅い遅乾性を使いました。
半月を装着したら継ぎ目の部分にもシールを塗りカバーを取り付けます。ここもシールを塗っておかないと繋ぎ目からオイルが滲んできます。
カバーの取り付けボルトを締めたら外した物を元に戻していきます。
序でにダイナモベルトとACベルトも交換しておきました。L900系はパワステが油圧式でベルトが3本で場所が狭く交換しづらいですがL150系から電気式に替わり2本ベルトなので交換はしやすかったです。
バンパーを取り付けて暫くアイドリングをしておいて試運転しましたが漏れも無く完璧に直りました。