寅次郎さんが投稿したNissan GT-R50 by Italdesign」・carwatchに関するカスタム事例
2018年07月01日 14時00分
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次期GT-Rではない。「Nissan GT-R50 by Italdesign」公開Car Watch
日産自動車とイタルデザインは6月29日、両社で初めて共同開発したプロトタイプ車「Nissan GT-R50 by Italdesign」を公開した。
このNissan GT-R50 by Italdesignは「GT-R NISMO」2018年モデルをベースにとした車両で、GT-Rとイタルデザインそれぞれの50周年を記念して製作。7月に欧州で車両が初公開される。発表の中で日産自動車 専務執行役員 グローバルデザイン担当のアルフォンソ・アルバイサ氏は「このモデルは次期型のGT-Rではありません。日産の技術力と日本のデザイン、そしてイタリアのコーチビルディングを結集して、両社の50周年を刺激的にクリエイティブな形で祝福したものなのです」と位置付けている。
Nissan GT-R50 by Italdesign
ボディサイズは4784×1992×1316mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2780mm
Nissan GT-R50 by Italdesignでは車両の前後にゴールドのパネルを設定。「リキッドキネティックグレイ」塗装仕上げのボディでは、ほかにもボンネット上のパワーバルジ、ドアミラーにもゴールドが配色され、フロントフェンダーの特徴的なエアアウトレットはゴールドカラーの嵌め込みを備えた「サムライブレード」となっている。さらに車両後方には大型の可変式リアウイングを装着。
インテリアではセンターコンソール、インパネ、ドアの内張りに2種類のカーボンファイバーを組み合わせ、シート素材には黒いアルカンターラとイタリア製レザーを採用。ハブとスポークをカーボンファイバー製としたフラットボトムデザインの専用ステアリングの表皮にもアルカンターラを使っている。また、インパネやドアのライン、スイッチ類にゴールドのアクセントを与えて外観とコーディネートした。
パワートレーンにはGT-RをベースとしたGT3マシン開発で培った技術が用いられ、ニスモ製となるV型6気筒DOHC 3.8リッターツインターボエンジンはGT3車両用の大容量・大口径ツインターボと大型インタークーラーを装着。さらに耐久性の高いクランクシャフト、ピストン、コネクティングロッド、ベアリングのほか、高流量ピストンオイルジェット、大容量燃料噴射装置を採用し、カムシャフト、イグニションシステム、吸排気システムに改良を施すことで最高出力720PS/7100rpm、最大トルク780N・m/3600-5600rpmを発生する予定となっている。
足まわりでは21インチの専用デザインホイールに、フロントが255/35 R21、リアが285/30 R21というサイズのミシュラン「パイロットスーパースポーツ」をセット。赤く塗装されたブレンボ製ブレーキはフロント6ピストン、リア4ピストンのキャリパーを採用し、「Bilstein DampTronic」を採用する新開発サスペンションを装備する。