カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・ポロに関するカスタム事例
2025年03月15日 13時22分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第337弾
フォルクスワーゲン ポロ(5代目 6R型)
今回の遠征分はこれで最後になります。最後に乗ったのは、5代目のポロになります。フォルクスワーゲンのベーシックモデル(この時代はそれより下にUPがありましたが)ですけど、その実力は。
6Rポロとは?
『フォルクスワーゲンのエントリーモデル「ポロ(POLO)」。今回、コンパクトなサイズやデザインなど先代「ポロ」の好評点は継承しつつ、クラス最高水準の安全・快適装備を搭載してモデルチェンジを行った。ラインアップは、スタンダードモデル「TSI コンフォートライン」、「TSIコンフォートライン アップグレードパッケージ」を設定。新設計の1.2L TSIエンジンを搭載し、DOHC4バルブ化された新開発のエンジンは、アイドリングストップシステム(Start/Stop)やブレーキエネルギー回生システムにより、燃費も22.2km/L(JC08モード)と先代より約5%燃費を向上。最高出力は66kW(90馬力)、最大トルク160Nmをわずか1400rpmから発生し、乾式デュアルクラッチを搭載したオートマチック7速DSGとの組み合わせにより、発進からスムースで力強い加速を見せる。エクステリアでは、フロントグリルや前後のバンパー、ヘッドライトやテールランプのデザインが変更され、水平基調のラインを強調したフォルクスワーゲン最新のデザイントレンドに沿って、より高級感のある装いとした。また、ミリ波レーダーを全車に搭載し、プリクラッシュブレーキシステム「フロントアシストプラス」やマルチコリジョンブレーキシステム、ドライバー疲労検知システムなどを標準装備し、クラスをリードする安全性を実現。さらに、「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や「リヤビューカメラ」といったハイクラスの安全・快適装備の採用や、新開発のインフォテイメントシステムなどにより、ハイスタンダードなコンパクトカーとしての魅力を一層高めた。ボディカラーは、「サンセットレッドメタリック」などの新色を加え全8色用意。全モデル右ハンドルのみ。』
(goo-netより引用)
今回の車両は平成27年2月登録のコンフォートラインになります。新車価格は228万4000円です。
外観
まず、グレード構成です。
・コンフォートライン
・コンフォートラインアップグレードパッケージ
・クロスポロ
・ブルーGT
4種類になります。今回のコンフォートラインは、ホイールキャップになるベーシックグレードです。コンフォートラインアップグレードパッケージになりますと、アルミホイールやオートライト機能が追加されます。クロスポロは、SUV風に仕立てたモデルになります。ブルーGTは、1.4リッターエンジンを搭載するスポーツモデルになります。では外観を。フロントは、当時のフォルクスワーゲンの共通デザインですね。シンプルながらデザインは良いです。2014年のマイナーチェンジで外観が少し変わっています。グリルやバンパーにメッキ装飾があり、見た目も良いですね。サイドは、ドアハンドル上側や、ドア下側に少しキャラクターラインが入ります。リアは、フォルクスワーゲンらしくシンプルです。バックドアは、フォルクスワーゲンのエンブレムの箇所を押して開けます。テールランプも造形が良いですね。まとめると、シンプルではありますが、所々上質さはあります。私は好きな外観です。
内装
ドア側は、上側が柔らかいプラ素材、肘置きの箇所はファブリックになります。それ以外はハードプラです。個人的に、ドアグリップしかなくてドアが閉めにくいのは嫌ですね。インパネは、基本的に柔らかいプラ素材が多く使われており、よく見たら質感はしっかりしています。ただし、ソフトパッドは特に使われてないですね。ハンドルは廉価グレードながら革巻きなのは良いところ。室内照明は豆球です。シートは固めで、特に腰側が結構固いです。ただ、シートは体にフィットするので、ただ固いだけの嫌なシートではありません。シートの手触りは普通のファブリックです。シフトはストレート式で、マニュアルモード付きです。エアコンはこのグレードだとマニュアルエアコンです。ダイヤル式で、節度感も良いです。ペダルレイアウトは良く、足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。ただし、左足元の空間はやや狭めです。ここは助手席だと広いので、明らかに左ハンドル向けに作っているのが伝わります。車幅は撮り忘れましたがボンネットが見えず掴めないですね。ワイパーは見えず、綺麗に隠れてるのは良いポイント。助手席は、19cm〜平手が入らない程の空間です。後席は、質感は変わりません。ボディ剛性は流石ドイツ車。高いです。後席もシートは固いんですけど、傾斜がかなりあり体がフィットしません。このシートは私は嫌です。残念。長時間は座りたくないですね。身長177cmの私で、頭上空間が拳2個、足元空間が12cmとそこまで広くはありません。角度調整はできません。
ペダルレイアウトは良いですね。給油口はプッシュ式になります。
シートです。柄入りのファブリックですね。
グローブボックスは容量問題ないかなと。エアバッグのオフスイッチがありますね。
荷室
トノカバーがあるので取払います。
トノカバー取払いました。収納場所が無いのは残念です。デッキボードは2段で変えることができます。幅は113cm、奥行き63cm、高さ64cmになります。デッキボード下げますと高さ68cmになります。
荷室の照明は個別で消せません。残念です。
後席を倒すと奥行き139cmになります。
横になりましたが、車中泊向きではないですね。狭いです。
ヘッドライトを点灯させました。ハロゲンですね。テールランプは見にくいですが、豆球だと思います。LEDにしてほしかったです。
タイヤ
15インチのホイールキャップ付きになります。この個体はフロントだけホイールキャップ欠品していました。タイヤはクムホのエコウィングES31です。韓国のタイヤです。2021年製のタイヤみたいですね。
搭載エンジン
CJZ型の90馬力、7速DSGになります。アクセルは普通のフィーリングで、ブレーキは踏んだ分だけしっかり効きます。コンパクトカークラスでこのブレーキは素晴らしいです。ブレーキタッチも良いです。加速は普通かなと思います。1.2リッターですので、速くはありません。アクセル踏んでから2テンポ以上遅れるのは残念ポイント。ラグがかなりあります。それ関連だと、DレンジやRレンジ入れた際も、反応がかなり遅いです。静粛性は普通ですね。静かではありません。ロードノイズもやや目立つかなと思います。dBは73前後です。停車時は微振動来ません。素晴らしいです。dBは43前後です。ハンドルはやや重たいですね。また、ややだるさはあるので、ハンドリングは良くありません。サスペンションは硬めです。ただ、国産車で多い硬いだけで終わるサスペンションではなく、段差でもしっかり踏ん張ってくれ、乗員に衝撃が来ないので、コンパクトカークラスでこのサスペンションは素晴らしいと思います。リアからの突き上げもそこまで目立ちません。直進安定性は良いです。高速道路も、やや硬さは感じてしまいますが、乗員への衝撃が来にくいので、私はこのサスペンションは良い硬さだと思います。ある程度の速度で2100回転、73dBでした。では、他のコンパクトカーと比べてみます。ヴィッツ、ノート、フィットですと、足が硬いだけの印象があり、乗り心地は悪いと思います。ポロの乗り心地には劣ります。一方、デミオとスイフトはやや硬い乗り心地で、ポロ程の硬さはありません。ポロで硬さが目立つと思うならデミオやスイフトを、ポロの硬さでも問題ないならポロを選んでも良いのかなと思います。まとめます。
まとめ
良いところ
・ストレート式シフト
・ダイヤル式エアコン 節度感⭕️
・ペダルレイアウト⭕️
・ボディ剛性はかなり高い。
・このクラスながら踏んだ分だけしっかり効くブレーキ。+0.5点
・硬い乗り心地ながら、乗員まで衝撃が来ないので良い乗り味と言える。+0.5点
悪いところ
・ドアグリップしかないのでドアが閉めにくい。-0.5点
・かなり傾斜があり、休まらないリアシート。-0.5点
・7速DSGの反応の悪さはかなり気になる。不安定さはある。-1.0点
評価:4.0点 出来の良い車。購入しても損しないかと。
私からの評価は4.0点です。ボディ剛性が高く、足もしっかりしているのは良いポイントです。ただ、7速DSGはFIT3HVのi-DCDのような不安を感じてしまいます。また、細かい欠点もありますのでこの評価です。これで遠征で乗ったレンタカー・カーシェアは終了です。次乗る車はまだ決めていませんが、次回はこの車でトヨタ博物館の見学をしたので、その感想を載せようかなと思います。