コペンのオッサンの独り言・単独アメリカ修行・昔話し・沖縄はそろそろ春・コロナ禍ぶっ飛ばしてガッツで!に関するカスタム事例
2022年02月08日 15時12分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
関東地方は雪らしいですけど。。どうぞクルマでお出かけの際は安全運転でよろしくお願いします。
さて。。沖縄の気温は21℃。
良い季節。春の空に変わりつつ。。
今回も独り言になります。ごめんなさい。どうぞめんどくさい方はスルーでお願いします。
本日は、「カスタムペインター」について。。
自身、30代前半に、東京生活をやめて生まれ育ったオキナワへ。貯金を切り崩してアメリカ・アリゾナへ単独の旅を(勉強の為にね。)
本場アメリカのボディーワークを知りたくて約1年。10代の頃知り合ったアメリカ人のジョーさんの宅に世話になりつつ。
アメリカは広いね。ジョーさんは、自宅から数100メートルの離れのゲストルームを提供してくれて、僕の見たいボディーショップを見てジョーの親友のショップでお手伝い出来る事に。
ジョーの親友、アーティストネームは「セルロイド」ってペインターの居るショップで朝から晩まで世話になりました。
自身、ボディー屋である事、ボディーカスタム定番の「チョッピング」やフレーム加工の「シーイング」「ステッピング」「ジーイング」その他、色々僕が東京でやってきた仕事をお手伝いしました。
セルロイド氏:「ペイントは?」
僕:「僕は切った貼ったのボディーカスタムがメインでやってたけどね、ピンストライピングは見よう見まねでやってた。後ミューラルペイントのエアーブラシを少しだけ。(笑)上手くないけど。」
セルロイド氏:「良いね見せてよ!道具はある。ブラシは?00番なら数本在庫ある。あげるからさ、俺に見せてよ!」
工場の隅に立てかけられた廃品のボンネットフードをキャンバスにセットしてくれた。
マックブラシの00番を3本と、残り少ないエナメルのワンショットペイントのマゼンタを用意してくれてね。😊
ブラシをホワイトガソリンで整えて、毛先1ミリ程をハサミでカット。
セルロイド氏:「ドローイング(ピンストライプ作業)のスタートでそれは僕もやるよ!!(笑)アメージングだ!同じで嬉しいよ!」
僕:「スタートのライン(末端)を綺麗に見せたいからね。君もやってるって安心したよ。(笑)見よう見まねだから。😅」
乾いた暑い夜のガレージの角でビール飲みながら、2人でピンストライプを。
フレームシーイング加工で汗まみれの日中から、カーリングのテクニックや色々教わった夜でした。
アメリカから離れる数日前、セルロイド氏は僕の為にお別れパーティを開催してくれて。
セルロイド氏:「なぁムー、アメリカ来ないか?俺とやろう。ムーなら大歓迎さ!(笑)いつでもいいぜ!移住なら手続きとか100%俺も動くから。」
観光ビザで過ごしたアメリカ。更新とかもめんどくさかった。なんてそんな言葉を貰い、本当涙出たよ。😊
そんな炭火でBBQの匂いのガレージ、夢のような空間僕はアメリカを後に、小さな沖縄に戻ったんだ。
ペーぺーの沖縄時代から神奈川東京時代、そしてアメリカ時代で今の僕が居るって事。
セルロイド氏:「アメリカのペインターってね、ほとんどのショップペインター達はピンストライプや、サインは普通にやるんだ。特化な分野はある。でもボディーワークもペインティングもカスタムペイントもエンジンも一通り出来る。君もわかるはずだけど、[クルマが好き]って事。(笑)」
それから毎年、お互い50代のセルロイド氏からのクリスマスカードは今も届いてる。
もちろん、僕も送ってる。今の自分を彼も知ってる。ガッツでやってる事を。