パジェロミニのリフトアップ用ロングショック・他車種流用・意外性No1に関するカスタム事例
2021年12月03日 23時34分
チラ見せw
本当はテストが完了するまでナイショにするつもりでしたが・・・ちょっとだけチラ見せ。
某車種の社外品のリアショックをテスト中です。
予想通り、計算通りの感触♪
実は7月半ばあたりからずっと、某車種のノーマルショックを装着してテストしてました。
減衰比率やストローク量、バネ上バネ下重量の変化影響等々。
机上の計算では使えない事は無いとの判断でノーマルショックからテストしてましたが、やはり車重の違いは硬さに影響するのでかなり硬い足になってリアの突き上げがけっこう厳しい感じでしたが、まぁ予想の範疇でしたし「強化ショック」として見れば十分な性能とそれなりの乗り心地なのでとりあえず次第点レベルでした。
左がパジェロミニ純正リアショック。
真ん中が某車種の純正リアショック。
右がその某車種の社外リアショック 8段調整付き。
流用に関しては「2〜5インチのリフトアップ」「16インチ185/70以上の大径タイヤ」であることが条件。
2インチ以下のリフトアップだとショックが底付きするし、タイヤがサイズアップされていないとバネ下重量が足りないから。
このショックの驚くべき点はそのストローク量。
220mmという超ロングストロークのおかげで2〜5インチのリフトアップに対応できてしまう点です!
現在2インチアップの私の車で試しても底付きしない事は確認できてますし、全長とストロークから計算しても、このまま5インチアップまで対応できます。
こちらは7月に某車種のノーマルショックを装着した際のジャッキアップテストの様子。使っているジャッキは「ハイリフトジャッキ」で地上高530mmまで上がるのですが、限界まであげてもリアタイヤはギリギリ接地状態です。
この時すでにフロントタイヤは2cmほど浮いてるんですよね。リアの「足の伸び具合」がよく解る画像です。220mmのストロークはスゴイ!の一言につきます。
パジェロミニ純正のショックの「ほぼ倍」くらいの極太ですが、ホーシングにもラテラルロッドやラテラルフレームにも干渉はありません。ギリギリセーフ。この社外品リアショックの切り替えダイヤルも大丈夫でした。
耐久性も低く、そのままリフトアップするとすぐに壊れるパジェロミニ純正リアショックと違い、3倍近いショックオイルを内包し、高剛性で高耐久なショックなので過酷な使い方をしても10万kmぐらい平気そうですw
ストリートメインであれば20万kmぐらい使えそうw
現在このショックにおいて、調整レベル①でパジェロミニ純正と同等か僅かに硬いぐらいの減衰です。
が、動作の滑らかさはさすがの社外品でして、揺れや踏ん張り具合は純正の比になりません。
ちなみに、年内にあと1本 別の社外品ショックをテストする予定ですのでそのテストまで完了すれば最終的な報告ができると思います。(流用元の車種や取り付けの加工方法など)
かなり意外すぎる車種からの流用なので解る人は居ないかと思いますが、一応そのショックの仕様等を調べてある程度の机上計算と減衰特性がパジェロミニに適していることを確認していますので、「強化ショック」としてはいい線いってると思います。
公開できるまでしばしお待ちをw