スイフトの加茂広域農道・アイドリングストップ・オートハイビーム・マイルドハイブリッドに関するカスタム事例
2024年02月29日 19時17分
愛知県を中心にドライブします🚚 旅路で気になったマイナースポットを投稿していきます! 年3万キロ(二輪含む)、峠に高速に林道を満遍なく走っています。 今まではRV、2駆軽バン、ホットハッチ、MR、2シーターオープン、コンパクトSUVなど色々乗ってきました。 街乗りから峠道まで楽しい素のスイフトと、林道雪道も含めてオールラウンドにを走れる4WD軽トラの2台持ちに落ち着きました。
最近雨続きでしたが、ようやく乾いた路面を全開で走れました。
加茂広域農道を走りました。
加茂広域農道は12%を越える区間もある2車線道でRの小さいヘアピンがあったかと思えば傾斜のきついロングストレートも出てくるテクニカルな道です。
道路上に側溝の蓋が横切っていたり、時期によっては落ち葉も多くあるので注意も必要な道です。
○今回走ってわかったこと
・モーターアシストが4000回転まで効くのでヘアピン等で回転が多少落ちてもトルクフルに走ってくれる。アシストのおかげでトルクバンドの範囲が広くなり、ワイドなギア比がマシになる。先代より峠道では走りやすいと言えそう。
・モータートルクによるアンダーステア
路面が悪い時や急な登りで前輪荷重が少ない時等でアシストが掛かると唐突なトルクによってハンドルが中立に戻ろうとするのと同時にフロントが若干スリップしてアンダーステアが出そうになる。この事を織り込んだ上でのコーナリング姿勢を作る必要がある。
・バッテリーの容量と走行感の変動
加速や低回転高負荷時でのみアシストされることと、バッテリー自体は大きく無いので多少アクセルオフしているだけですぐに充電されるのであえて空にしようとしない限り空になることはまず無い。一応2目盛(全5目盛中)以下だとアシストを行わないそうだが峠では使い切る事ははなく、街乗りではアシストがなくともあまり気にならないので影響は少ない。
また、満充電にさせようと下りで充電させ続けてみたが、目盛上は最大でも回生充電中の表示が消えることは無かった(始動や駆動だけで無く電装系にも補機用バッテリーは使われるから?充電しながら電装に給電されてるかは不明)。
バッテリー切れや満充電によっての走行感の変動を気にする必要は無く、マイルドハイブリッド機構が実走行で邪魔になることはほぼ無い。
・峠道での走行での足
通常の走行では硬くも柔らかくも無い程よい足回りの感じたが、3桁を越えるスピードでは柔らかく感じる。ブレーキの効きは申し分ないが柔らかい足のせいであまり奥まで詰めれない印象。ただ、そこまで試してみたいと思うくらいの車ではあるので普通のコンパクトカーとしては充分すぎる走行性能かも。
1483km→1509kmの26kmの峠区間でパワーバンドを維持するように走行した時の燃費表示(暖気含まず、AC未使用)。
やはりフルで回すと燃費は悪くなりますが10km/lは切らないので良い方?
注意:一般では20km/lを切ることは無いです。
今回1475km→1652kmで177km走行。
納車から今までの全40時間48分走行の内アイドリングストップ時間は2時間5分。思ったよりアイドリングストップの時間は多いことを知りましたが節約燃料は1リットル以下…
仮に燃費が20km/lだったとして全1652kmは82.6lのガソリンを使用。
いくらアイドリングストップが実走行に影響の無いレベルに仕上がっているとはいえ、アイドリングストップする意味あるんでしょうか?
80分の1程度の燃費を節約してくれる機能だとすると必要は無い機能かも知れません。
機能的な紹介。備忘録みたいなもんです。
最近の車はオートライトかつオートハイビーム機能が付きますが、ようやくオートハイビームが実用上で使える機能になりました。(自分のグレードはMXなのでアダプティブハイビームシステムは無しです。)
センサーが良くなったのでハイビームになるタイミングが良くなっているのは当たり前なんですがそこだけで無く、スイッチ周りの出来が今までの車とは別物です。
通常がAUTO位置になり、この状態はオートライト及びオートハイビームが機能しています。
この状態で暗くなるとライトが点灯し、オートハイビームにもなるのですが状況よっては強制的にハイビームにしたり、もしくはハイビームをやめたい場面が運転をしていると出てきます。具体的には壁に反応してロービームになっている時や対向歩行者が歩いているのにハイビームになっている時です。
そういった状況でウインカーレバーを押す(通常のハイビームにする際の操作)と強制ハイビームになり、ウインカーレバーを引く(パッシングの操作)とオートハイビーム機能が切れ、強制ロービームになります。
また、強制ロービームの状況はエンジンが切れるまで継続されますが、もう一度ウインカーレバーを引くとオートハイビームに戻ります。
次に停止時にスイッチをOFF捻ると完全消灯します。今までの車だと長押しや2回捻る必要があった(1回ひねるとスモールになる)のでかなり使いやすくなりました。スモールはどうやってやるのかというと今回はスモール用のダイヤルが用意されているので、スモールの方に捻ると停止時ではスモールのみ点灯に切り替わります。走行時はスモールの位置にしておけば走行中はスモールで、暗ければライトが点灯し、再び明るくなればスモールに戻るようになっています。従来はスモールにできたとしても一回暗くなるとロービームが点灯しっぱなしになってしまったり、そもそもスモールで走行できなかったりと使いにくい機能でした。
そして、ロービーム点灯側に捻ると通常の車と同じ動きでオートハイビームは機能しなくなります。従来のだとオートハイビーム機能を切るのに別のところのスイッチを操作したりしなければならないものもあったので使いやすくなりました。
最後に悪い点ですが、
最上級グレードMZにしかアダプティブハイビームシステムはつかず、オプションも選べない点とそれ以下のグレードでは手動調光式な点です。
これだけ良いオートハイビーム機能なのだからアダプティブハイビームでは無くて良いので自動調光式の設定にして欲しかったです。中には手動調光ダイヤルをいじらない方(そもそも手動調整が必要なことを知らない方)もいると思うのでそういった方が乗った際に困るのは対向車側なので…
もう一つ良くない点ですが標準装備のMZ以外のグレードオプションでフォグランプを選べるのは良いのですが、フォグランプスイッチが他のライトスイッチと同じウインカーレバーに付かない点です。エンジンスイッチの下のところにスイッチが付くのでオンオフの操作がしにくいです。別車種だとウインカーレバーごとフォグランプダイヤルのあるものに変わるのですが、スイフトではコスト的に厳しいのでしょうか?