ゆきむらー ☆さんが投稿した日産ヘリテージコレクション・日産・日本ツラ百選・刑事ドラマ車両・600回投稿記念に関するカスタム事例
2023年10月15日 23時00分
東京↔️茨城 メルセデス・ベンツ新旧全般、my carはノーマル派ですが、カスタム、チューニング否定派というわけではありません。 なお、本文中では日本にメルセデス・ベンツを広めた故・梁瀬次郎氏に敬意を払い、敢えて「メルセデス」ではなく「ベンツ」と表記しております。
まいどご覧いただき、誠にありがとうございます🙌
㊗第600回記念
日産ヘリテージコレクション訪問記
9月半ばに、2015年4月以来8年半振りに日産座間記念庫を訪れました。
写真の数が膨大なため、数回に分けてお送りいたします👍
まず第一弾は高級、上級車より。
‥‥スポーツモデルやモータースポーツマシンを最初に持ってこないのが私らしい😁
日産の最上級車、プレジデントとシーマ。
単独で見ると、G50プレジデントのほうが大きく見えますが、こうして並べるとF50シーマのほうが大きい。
1989年の東京モーターショーで参考出品。
翌90年10月に市販化。
インフィニティQ45のホイールベースを155㍉ストレッチし、立派なフロントグリルの付いたスタイル。
「プレジ」の通称で所謂VIP CARのベースとしても大人気。
当時の好景気と相まって、個人ユーザーにも「日産の1番高いヤツ」として売れました。
インフィニティQ45
V8,4.5Lのスカイラインとも呼べる存在。
親戚がコレのトワイライトブルー、標準仕様+油圧アクティブサスに乗ってました👍
セレクションパッケージから本革シート無しとなると、そういった組み合わせ。
Q45買って1年くらいでプレジデントに乗り換える方も多かったとか❔
その翌年にはY32シーマもデビュー。
今では考えられない豊富なラインナップ😮
力(フォース)は、我に
北米インフィニティQ45の国内版としてのシーマ。
セドグロベースから、文字通り日産の最上級車種へ。
中村史郎チーフデザイナーがCMに出演しておりました📺
250プレジデント
77年のマイナーチェンジモデル。
このタイプは自民党の石田博英氏が当時、旧ソビエト連邦のブレジネフ書記長にレッドブラウンのクルマを贈呈してます。
カーマニアのブレジネフは甚く気に入ってたようです。
旧ソ連製の特権階級専用リムジン、ZIL4104のフロントがなんとなくプレジデント風なのは、そんな影響もあるのだろうか🙄
個人的には角4になったモデルより、この中期モデルの顔が1番好きです。
今となってはなんとなく柔和な表情に見えます☺️
初代プレジデント150型
トヨタセンチュリーと並ぶ、Very Important Person=V.I.P専用車としてデビュー。
当時の富裕層向け最上級パーソナルカーとして、黒以外のボディカラーも設定。
フェンダーマーカーも凝った造形。
150のビッグマイナーチェンジ版が250。
キャビンより下のデザインがガラリと変わってます。
このプレジデントのデザインは、元々は130セドリックの為のデザインでした。
Y31シーマ後期モデル
今見ても充分に美しいスタイリング。
伊藤かずえさんとは違って、ソリッドのKG5アイボリーホワイト。
シーマとQ45
1番偉い人がプレジデントやQ45に乗ってるから、俺シーマに乗れるじゃん❗というのも売れた要因の一つ❔
セルシオが出たから俺クラウンに乗れる‥というのと同じ。
Y32セドリック
前期モデルブロアムVIP
この時期の日産車の白はなんとなくパッとしない。
やはり濃色のほうが良く似合います。
白を積極的に選ぶのはハイソカー全盛期のトヨタ車くらい。
グリル上にモールが付くのはセドリックだけ。
グロリアはモールが無く、Y31のような十字グリル。
私はグランツーリスモ系に乗ってましたが、購入時にブロアムのラズベリーレッドと最後まで迷ったのはここだけの話し🤐☝️
北米向けY32、レパードJフェリー。
インフィニティJ30の日本版。
故・徳大寺有恒氏絶賛の高級車。
ジャグァータッチのフィーリング、立派さより趣味の良さ、カラオケ・ゴルフの日本人には理解されないとの評価。
ポルトローナ・フラウ製本革インテリアなど、なかなか良かったのですが🤔
Y31セドリック
イエロイッシュシルバーは後期ブロアムのカタログカラー。
こちらもやはり濃色系のほうが似合います。
個人的に歴代セドグロNo.1は31だな😀
Y30後期HT
厨房のとき、担任のババアがこれの中間グレードに乗ってました。
確かターボSGLの5スピードマニュアルボックスだったかと。
その前は430前期低グレードのカスタムS、やはりそれもマニュアルでした。
VGエンジン生産100万基達成、モデル末期お買い限定車V20ターボ アーバンG
1987年1月発売。
430セドリックHT
日本初の市販ターボ車はセドリック/グロリア
最大のライバル、トヨタクラウンと同時期にモデルチェンジ、前半はターボでセドグロがリード、後半はソアラと同じ2.8LDOHCエンジンで高級イメージに拍車をかけたクラウンの巻き返しといった販売合戦が繰り広げられておりました😵💫
430セドリックセダン
430や同時期のクラウンにしても、この頃はセダン、HT半々で売れてたような気がします。
個人的には角4灯のセダンのほうが好きでした。
まだまだ「3ナンバー」車は特別な時代。
CMキャラクターを務めた故・二谷英明氏このとき49歳。
今の私より若いのにこのダンディさ😦💦
「特捜最前線」の神代警視正役で劇中でもセドリックに乗り宣伝効果抜群。
なお、番組最初期は前番組「特別機動捜査隊」より転用されたクルマでしたが、放送開始から約2年後、430へモデルチェンジの際に新車導入となりました📺
330セドリック後期
このグリルは「西部警察」でお馴染みの低グレード車。
230セドリック前期セダンと4ドアハードトップ。
「西部警察」では爆発横転炎上❗の常連でしたが「特別機動捜査隊」ではバリバリの新車、現行モデルでした。
個人的には前期顔のほうが好きです。
グレードによって、グリルやミラーが違います。GLはGXに続いて上から2番目のグレード。
「特別機動捜査隊」より。
セドリックセダン デラックス
下から2番目は警察車両としてリアル❔
230セドリック4ドアハードトップ
モデル途中から追加された、センターピラーを持たないサッシュレスドアにより、開放感抜群。
パーソナルユーザーに大人気、セダンの実用性とハードトップのスタイリッシュさを兼ね備える。
当時のアメリカ車で設定されていたものをいち早く導入。
パーソナルユーザー向けのスタイリッシュな4枚ドアということで、メルセデス・ベンツCLSと遠からず関係あり❔
130セドリック後期型
黒ではなくブラウンメタリックということは個人ユーザーか❔
ライバルのクラウンが「白いクラウン」でオーナードライバー向けを狙い、脱公用車を狙う動きはこの辺りから。
高度経済成長のさなか、増える「自家用車」の需要を満たすため、上級ユーザーを囲うためにメーカーも必死でした。
130セドリック前期型
「事件発生の通報を受け、特捜隊立石班は直ちに現場へと急行した」のナレーションが過ります。
ピニンファリーナデザインによるイタリアンライン。
410ブルーバードもそうでしたが、尻下がりスタイルは不評のため、ビッグマイナーチェンジで↑のようになります。
30型初代セドリック後期型。
左はプレジデントの直系の祖先、50型セドリックスペシャル。
ホイールベースを延長、2.8Lストレート6搭載の「3ナンバー」車。
‥‥前投稿で鎌倉に行った際、街中でこのセドリックとすれ違いましたが「特別機動捜査隊」の昭和40年頃放映のDVDを見た後だったので、一瞬「あぁ、セドリックか〜」の薄い反応だったのはナイショ🤐
初代セドリック30型
デビュー時の1960(昭和35)年はまだ小型車の上限が1.5Lの時代。
後に2.0Lに拡大され、クラウン、セドリック、プリンスグロリアともに1900へ。
セドリックの歴史は「特別機動捜査隊」「特捜最前線」の歴史でもあります。
現在でも水曜日夜9:00〜の刑事ドラマはその流れでもあります。
かーちょ〜んのお題目「日本のヅラ百選」も忘れすに😁
‥‥ゆきむらーのことだから、絶対これはやるだろう👴✨の期待にもお答えします。
と、いうことで日産上級車編は終わり、次回へ続きます❗
それでは皆さんごきげんよう🌚