ソアラの山と愛車・吉野山・紀伊半島・龍神温泉・高野山に関するカスタム事例
2024年08月29日 08時36分
ソアラに乗り続けて約30年。 たいしたこだわりもなく惰性でここまで来ました。 コロナ渦で一念発起の全塗装をし、見事に復活。 これまで大雑把に乗ってきましたが、心を入れ換えてソアラを労ることにしました。 庶民が維持できるのはあと10年程度でしょうか。 ソアラの余生に寄り添っていこうと思います。 この様なコミュニティは苦手ですが、これまでの軌跡を含めてぼちぼちご紹介いたします。
お題投稿〜山と愛車
先の夏休み投稿をしていた矢先、新しいお題が舞い込んできたので気紛れに連投します。
写真は奈良県吉野山。世に名高い秀吉の千本桜です。
ソアラ号を全塗装する遥か以前のこと、ここ吉野山を皮切りに紀伊半島一巡りのドライブにお出掛けしました。
半ば草ヒロ化した老体ソアラ号に老境にさしかかった母を乗せ、4泊に及ぶ1500km超の長丁場。今にしてみれば無謀ですね(汗)
当時のソアラ号は私にとって下駄同然で、気紛れに下駄をファインダーに収めたのが冒頭の没写真(汗)
そしてこちらが本採用のもの。右下の紫式部は母です(笑)
余談ですが母は紫色が大層お気に入りで、身の回りをいつも紫で武装しています。世間を見渡すと、老境女子は紫色を好む傾向が総じて高いですね(笑)
私は紫式部に、頼むから髪の毛を紫に染めるのだけはやめてくれと常々懇願しており、今日に至るまで紫軍の天守閣侵攻を瀬戸際で食い止めています。
ところで仏教界隈では、紫は緋色(赤)に次ぐ高尚な色とされ、その道の方々は袈裟の色から一目で序列を伺い知ることができます。かのダライ・ラマ大僧正は赤い袈裟を着てますね。
母が真っ赤なTシャツを着たらいよいよ最終ステージ到達のサイン(汗) 来たるX-Dayに臨戦態勢を敷いています(笑)
…ところで旅の道すがら、龍神温泉の逗留中に台風を想わせるゲリラ豪雨に突如見舞われ、荒天は明け方まで続きました。
その朝、高野山に向かうR371龍神高野スカイラインは、台風一過の爪痕生々しい有様で…。
山間部を駆け抜ける三桁国道の一本道は、天然の深い洗い越しが方々に多発し、正に外道の状態(汗)
ソアラ号の前輪が水溜まりで一瞬浮き上がる感覚に陥るも立て直し、霊験あらたかな高野山に無事に到達しました。
…外道もいずれは仏の道に通ずるという雑な教訓を得た次第(笑)
尚このドライブを機にスピードセンサーが故障し、帰路に就くまでメーターがゼロ表示のままとなりました(汗)
ご存知の通りスピードセンサーは20ソアラ号の弱点とされ、私も30余年で数回交換の憂き目に遭っています。何れも深い水溜りを水しぶきを上げて通過した直後に、おそらくは故障が発生していますね。
CTでは洗い越し写真を時折見掛けますが、20ソアラ諸氏はくれぐれもご注意ください。
つまり
スプラッシュマウンテン(山)と愛車ソアラ号は相性が良くないよ…と。
…ウマいことまとまり満足しました(笑)
それではまた。
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因みに、この時私のソアラ号の修理で交換したスピードセンサーが、共販最後の在庫品であったと聞いています。