スカイライン GT-Rのジーイングメンテナンス部・クーラント交換・J.ing・ラジエーター交換・水温管理に関するカスタム事例
2023年07月08日 10時38分
ラジエーター交換のレポートになります…
フルノーマルエンジン(ECUを含めて)に対して冷却系の強化を行なったメニューです…
・DRLアルミラジエーター
・レイマックスウォーターポンプ
・ウォーターパイプ純正品
・ローテンプサーモスタット
・モティーズLLC
・ウォーターライン洗浄
・ラジエーターマウント純正品
・アッパー、ロアーホース純正品
・ファンシェラウド無加工
・カップリングファン純正品
・コアサポートのクッション交換
・ラジエーターキャップセラコート
・シリコン製リザーブホース
高速道路を走った際の水温の違いです…
〜・〜交換前の持ち込み時〜・〜
・気温:約22℃
・時間帯:早朝からAM
・ほぼ平坦な高速道路を一定走行
・回転数:2,800〜3,000rpm
・速度:120kmほぼ一定
・アクセルオン、オフは発進時と停車時のみ
・エアコン:オフ
・燃費は:9.34
・油温:81〜83℃
→水温:約83〜84℃
※純正ラジエーター
↓ ↓ ↓ ↓
〜・〜水回りリフレッシュ後〜・〜
・気温:約24℃
・時間帯:日の出前後の早朝
・ほぼ平坦な高速道路
・回転数:2,200〜6,000rpm
・速度:90〜1⚫︎⚫︎km
・アクセルオン、オフを繰り返して
・エアコン:オフ
・燃費は:6.3
・油温:80〜82℃
→水温:約76〜77℃
※DRLラジエーターなど
水回りのリフレッシュ後は、最大値8℃も水温が下がりました…
いつも80℃台が当たり前でしたが、リフレッシュ後は70℃台となり、80℃台が出るのはエンジンを止めて割と早い段階で再始動する際だけとなり、それも走り出すとあっという間に70℃台に落ち着きます…
冷やす能力とは水温を上がらなくするだけでは無く、一時的に上がった水温を素早く冷やす能力も備わったと感じました…
また、油温との相互関係にも変化がありまして、ほぼ油温が一定なのに対して、水温のみ下がった形となりました…
〜・〜交換前のツーリング時〜・〜
・気温:約24℃
・時間帯:AM
・軽めのアップダウンのある山道
・回転数:MAX7,000rpm
・速度:瞬間的に1●●km
・アクセルオン、オフは頻繁な走行
・エアコン:オフ
・燃費:6.4
・油温:84℃
→水温:約81℃
※純正ラジエーター
↓ ↓ ↓ ↓
〜・〜リフレッシュ後〜・〜
・気温:約24℃
・時間帯:AM
・軽めのアップダウンのある山道
・回転数:MAX7,000rpm
・速度:瞬間的に1●●km
・アクセルオン、オフは頻繁な走行
・エアコン:オフ
・燃費:8.1
・油温:82℃
→水温:約73〜76℃
※DRLラジエーターなど
水回りのリフレッシュ後は、高速道路を走るシーンと同等で、最大値8℃も水温が下がりました…
DRLの放熱製の高い厚みの増したコアに、水量の多いレイマックスウォーターポンプ、洗浄済みで綺麗になったウォーターラインに注がれたモティーズクーラント、低い温度から動作するローテンプサーモスタット、その他細やかな加工などバランスの良い仕上がりの恩恵を感じる事が出来ました…
今回はエアコンオフでしたので、水温を素早く冷やす能力の更なる恩恵を、エアコンオンで体感したいと思っています…