ロードスターのカボさん (kabo1sports)さんが投稿したカスタム事例
2023年09月22日 16時32分
カボさんです☺️ 2017年に脱サラ 小さなエアロパーツメーカー カボワンスポーツを起ち上げました☺️ CTでは一人の車好きの1人として参加☺️ たまに業務に絡むを書きますがこんなことしているんだと受け止めていただければ嬉しいです 【お友達募集です】 神奈川 喋り好き😅走り、空力、足廻り好きです😋 宜しくお願いします☺️ PR APEXi時にGT参戦で裏側での経験をエアロデザインに活かし製品化ロドライフ楽しんでます…HP掲載してます😚
こんにちは、カボさんです😆
最近だと中部ミーティング
マツダファンフェスタ2023と参加してきました
今日は
装着しているリヤウイングで色々と検証をし さらなる性能向上へと導く結果に辿り着きましたのでご報告を😊😆
まず写真は保土ケ谷バイパスを経て到着した大黒パーキングですが、昨日大雨が降る前に試験仕様の確認を致しました😄
なんの確認かと言う話ですが、
先日の2大イベントの道中、雨路面、下り坂コーナー、高速域でこんな体験をしました。
空力屋の位置付けにありますので、
きちんと性能発揮があるエアロを装着する方にはリヤウイングには大事な事ですので書きます
一般に出ている空力をうたったエアロパーツの殆どがリヤウイング装着の場合は効きはリヤ寄りになっています。
それはリヤの効果発生が起こしやすいから😊
機能の発揮度がリヤウイングが強くなるケースが多い意味です。
今回、2大イベント道中、
空力発生域の120キロ付近から少し怖い状態を経験
"リヤタイヤの接地感のなさ"
"浮いているような感触でスライドしそうな荷重の動き"
エアロパーツは全体とのトータルバランスですから(ドレスアップ物は含まず)、
そのバランスがマイナス方向に出た
先に答えを書きますと、これは様々な条件が重なり起きた症状で常には起きる話ではありません。。😅😄
後日、
原因を探るべく原因を予想し消去法で
確実性を上げて正解に迫ります☺️
まずは機械的な部分
足廻りの仕様に的を絞り、
バネレートが弱く絶えれなかった?可能性を確認するために簡易変更する方法でバネレートを変更しました😊
Ft. 5 → 10
Rr. 2.5 → 5 単位kg/mm
交換後はフロント5mm下がり
高速道路にて確認走行
エアロの影響からリヤウイングのフラップ板は外してます…
結果は
症状出ず
フラップ板をフラットに装着して
走行…少しですが接地感の甘さを感じる状態が出ている気がします
ここまでの考察から
バネレートは低いからでた原因からは
一旦外します
今度は空力の視点から考えます🤔
症状発生時の条件を思い起こす。。
下り坂、高速域、コーナー
普通に考えれば前荷重寄りになる
リヤの浮き感を感じるという事。
リヤウイングのフラップを外すと症状が出ない事から考えれば悪さしているのはフラップ?
フラップの形状の原因?
本格的に翼型をチョイスしてますが
正直この形状でもまだ緩め…
何が原因で悪さしている?のかを考えました
ここで助っ人をお願いしました
ボクが勝手に神様と崇めているあの方に相談をしました
(レーシングチーム所属でREV SPEEDで空力の話でよく登場される◯ンタロウ様)
相談してわかったのは
可能性として、フラップ板の角度が水平でありながら当時のリヤ下げでフラップ正面からの風があたる位置から0度、またと0度以下になり、空力発生域で逆のリフト(アップ)が起こる…説
今回では、緑線がその可能性を示す線。
逆にその節の確認とさらなる方向へ導くために大幅に極端に振った仕様を試します
(赤線の位置までフラップ下面を下げて効果を確認)
通常のフラップの止具であるナッターの配置はこうです。
(写真は試作品)
リヤを基軸にして
フロントを2段階
今回、さらに3つ目のナッターを追加して試します
男前なエグい角度に突入
写真は大黒バーキングでのもの
実走し確認すると新角度
確実に手応えが違いました😊
路面への面圧感
食いつき感
安定感
この位置づけでまずは不安の発生は改善と安全感の向上がなされました🙂
タイヤ: シバタイヤ VW380 215/40R17
結論
3番目のフラップ角度が正解!
読んでいただいた流れだと
そんな雰囲気ありますがゲームの設定みたいに簡単ではなく
空力の場合は、
様々な条件が重なり発生、またはバランスができます…この事から
フラップ板がフラット時に
リヤ下がりの状態でのみ起きた症状でした
こういうバランス話は、このリヤウイングに限らず 条件が重なれば起きる可能性があります
機能部品だからです
"GTタイプのウイング装着車にも言えますが、空力発生による影響を利用するならば…その速度域では必ず自車を風が持ち上げる力(揚力)が発生します
この揚力をいかに減らし走行できるか…
自車からの乱流をいかに発生させないか
その次にダウンフォースを発生で得るグリップと安定"
リヤウイングの機能を発揮するには一概には言い切れませんが ザックリいえば
角度というよりは どう風を当てているかの確認…効果が出ているか
さらなる調整としてフラップの角度で効きを調整していくのがベストです。
● 勘違いがないように補足説明…
カボワンなバンパー、リヤウイングのみの装着の場合も同じく車全体のトータルなバランスが変わりますので、今回の症状発生や検証等の何かが必要になるわけではありません。。ただ純正とは変わりますので機能部品としての認識は必要。
誤解のない認識をしていただけるようにあえて補足しました😊
今回の3つ目の高発揮な角度が作れますので製品に反映していきます😊
空力は本当に面白い!😆
さらなる学びと実力向上をさせていだだきました助っ人先生に感謝しまして
この投稿を終わります ^_^