CACAZANさんが投稿したドライビンググローブ・CACAZAN・修理に関するカスタム事例
2020年05月13日 17時22分
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ドライビンググローブの修理です。
こちらは、現在廃盤となったエチオピアシープのモデルです。
掌側はかなり手汗でヨレヨレで、親指の付け根が裂けています。
手汗が多い人ほど革(手袋)が傷むのですが、手汗で湿った革が乾く時、皮を柔らかくするために入れたオイル等が一緒に抜け落ちて、革の粘りが無くなり硬化が進み、最後は裂けて行きます。
革の種類により、繊維質の細かさや結合が違う事により、耐久性はそれそれ変わります。
硬さ柔らかさ一長一短ありますが、ドライビンググローブ良く使われる革の強度は以下の様な感じです。
ペッカリー>ディアスキン>シープ>ラム
甲側は殆ど傷むことはありません。
お使いの方は手汗が多い様で、裏地のキュプラの色が抜け落ちて緑色になって来ています。
パーツの取り替えは大変な作業になり、費用も高くなりますので、コストを抑えた革パッチ縫い付けで修理しました。
まだまだ、快適にお使い頂けると思います。