ロードスターのエンジンオーバーホールに関するカスタム事例
2021年02月16日 07時04分
生まれも育ちも千葉野田市。 トラックの整備士やってましたのでDIYでやれることはやろうと思っています。 既婚してますので高い買い物は出来ないためなるべく安上がりにするべく奮闘してます(笑)
やる時はやる男だと思っていました。
こんばんは。
前回の投稿ではピストンとコンロッドのバランス取り(まがい)をやりました。
そして日曜日に早朝6時より作業を開始したのです。
何回目かのシリンダーヘッドを降ろしました。
先にヘッドを降ろして空いたスペースでアクセスしにくい場所の取り外しを行いました。
エンジンを降ろすのでパワステポンプとエアコンコンプレッサーを外します。
ミッションも降ろします。
しかし狭い。
写真使い回し。
ボンネット外してフォークリストの爪を入れて持ち上げます。
オイルパンを外します。
クラッチ関係も外します。
オイルパンは液体ガスケットを。
フライホイール取り付けボルトにも似たような物を塗らないとオイル漏れします。
2年前にフライホイールを交換したときに知らずにそのまま組んでしまったのでほんの少し漏れてました。
吊った状態で下から叩けばピストンが出できます。
お疲れさまでした。
傷もなく摩耗も無く22万キロ走ったとは思えませんな。
90年発行のチューニングの本を少し読みましたがその当時ですらメタルやブロックなんかそんなに摩耗しないと書いてありました。
確かに子メタル全然使えました。
強いて言うならピストンリングも0.1mmの摩耗だけでしたね。
新しく使うピストンを入れていきます。
専用工具でピストンリングを縮めてブロックの中に入れていきます。
少しづつ優しく入れていきます。
新しく使うピストンは大きくはありませんが形状が違う事に気づいた人もいると思います。
さらにそのピストンがなにかもマニアならバレバレですね。
BP-VEハイコンプピストンです。
これで圧縮アップでパワーアップ。
オイルパンの液体ガスケットも新しく塗り直したので経年劣化でのオイル漏れは無いでしょう。
そしてシリンダーヘッドはカム外してバルブステムシールを全数交換します。腰下乗せるのとミッション乗せるのは写真ありません。
全く余裕がなかったので………。
さらにステムシール交換が終わりきらないまま19:30に本日の作業を終え、月曜朝5時より作業開始。
仕事終わりに続きやってやっとこさゴールが見えました。