レガシィツーリングワゴンのソーラーカー・8時間耐久レース・夏の日の1996・鈴鹿サーキット・WINGLAREに関するカスタム事例
2019年08月03日 07時23分
スタイル、サイズ感、パワー、使い勝手、そしてボクサーサウンド🎶 全てに惚れて2003年にBH5Bを購入し、長年乗り続け、2020年にBH5Cに箱替えし、現在に至りますが、未だに全く飽きません(^w^) 最高の相棒です(^^)d
夏になると思い出すちょっと昔話😁
夏の鈴鹿の「8耐」と言えばバイクレースでお馴染みだと思いますが…
僕は学生の頃、毎年鈴鹿で開催される8時間耐久のソーラーカーレースに出場することを目標として、ソーラーカー製作に没頭してました😅
大学に入り、仲間内で何か自分達の手で作りないなぁ~って軽いノリで始まったのですが、当然何も知識が無く、図書館で調べても作り方なんて載ってる書籍はなかったので、当時学生チャンピオンだった某早○田大学に教えを乞う手紙を送るというところから始まりました🤓
その後、関西地区でトップクラスだった某芦○大学の助教授を紹介してもらって、そこで大半の技術を教わり、製作に掛かりました💦
フレームは軽量化の為、アルミの角パイプを使い、難しいアルミの溶接もメンバーが見よう見まねで挑戦💦
ソーラーパネル、バッテリー、モーターなどを積んでいくと車体重量だけで200㎏弱あるので、ブレーキはバイク用のものを改造して使いました😃
メンバーは溶接担当、電機担当、外装担当など役割を分担し、僕は主に機械加工が必要なものを旋盤やフライス盤、スロッターなどを使って加工、組み立てしてました💦
フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン方式を採用!
アッカーマンジャントー機構の理論でステアリング制御を調整するのですが、これが中々のくせ者🤔
いくつかレースに出場して改良を重ね、鈴鹿に出たときはこの形でした👍
まぁ素人なので手作り感満載です😅
当時の鈴鹿の8耐は初日に車検、予選、3時間走行し、二日目午前2時間、午後3時間というプログラムで、周回数を競うものでした。
僕は当時メンバー内で一番小柄だったのと、コースオフィシャルのバイトをしてた都合でB級ライセンスを取得してたことから、ドライバーもさせてもらいました😊
手作りでもメインストレートで60㎞/h出るので、そのまま第一コーナーに突っ込んで行くときの恐さは今でも忘れません😱
レースは二日目の午後、もう一周回ったら時間的にもバッテリー残量的にも最後だという周回中、ヘアピンカーブを曲がったところで車両トラブルが発生…💦
最後は泣く泣くMICクレーン車に運ばれるという結末💧
これもまたいい想い出です☺️
このソーラーカー製作を通じ、普通の車に乗って普通に運転してると中々分からない、「走る」「曲がる」 「止まる」の機構や制御の難しさを学びました😵
費用は全額ではないものの、メンバーがバイト代から積み立てて、一台あたり200諭吉ほど掛かりましたが、奇しくも僕のBHは4年落ちの中古を込み込み200で購入したということと比較すると、自動車って良く出来てて安いなぁと思ってしまいます😆
因みに2011年からカテゴリーによって4時間または5時間のレースになりましたが、今年も鈴鹿のソーラーカーレースは昨日から始まっています😊👍
以上、夏の日の1996でした🤣