ムーヴカスタムのかずさんが投稿したカスタム事例
2020年05月09日 14時19分
最初に踏んだときのふみしろが深くそろそろブレーキパットも限界に近いのとスリットローターも限界に近いので交換します。
現在MAX用のスリットローターを入れているのでL375SタントRS用の中古ローターが安く出ていたのでポチったらそのまま落札 しちゃいました。
値段はなんと2枚で1000円也!安!
そのまま使っても良かったのですが中古でパットの当たる部分は減っているので外側のバリは削ります。削る度合いは一番外側を内側より削る感じで途中指で触りながら段にならない感じで削っていきます。
2枚削りました。この後パットの当たる部分も塗装が無くなる感じで軽く磨きます。
削り完成です。
知り合いの車屋でリフトを借りて交換作業をしました。
左が外したパットで右が新品で残量的に半分切ったぐらいでまだ使えないことはないですがスリットローターのままだとあっという間に減るのと最悪ピストンが焼きついて戻らなくなるので交換しちゃいます。
削り加工をしたローターを取り付けます。
ちなみにMAX、タント用のローターはL902S用より外径が少し大きく取り付け自体はできますがオフセットが違うため新品パットを取り付けた場合はキャリパーが収まりません。
自分はキャリパーベースの取り付けにワッシャーをかましてオフセットさせてあります。
新しいパットの面取りしてスライドプレートもワイヤーブラシでブレーキダストを取りパットグリスを塗ってキャリパーを戻します。
これで左側は終わったので右側を同じ作業をします。
右側の作業に入ったら不具合が見つかりました😓
ピストンのダストブーツが破れていました😓
部品もなくピストンは問題なく戻ったので暫くはこのまま使います。
取り付けが終わったらタイヤを付けて交換作業は終わりです。スリットローターからノーマルローターになりブレーキダストも少なくなり余り汚れなくなると思います。
この後一度焼きを入れます。新品パットに替えるとエンドレス等のスポーツパットと製造行程が違い成形焼きのみなので当たりが出るまで踏みしろが深く車によっては結構奥までペダルがいく場合があります。
自分は40㌔前後からのフルブレーキングを2.3回して冷やします。これで大体初期当たりもつき踏みしろも出ます。
外側は良いのですが内側は削っていないのでパットが削っていない部分に当たっていますね😓ブレーキの効きは悪くないのでこのままで使用します。
外したローターの外側もスリットが無くなりかかっています。端もバリが出ています。
ちなみに外す時にキャリパーが抜けずこじって抜きました。
内側もスリットがほぼ無くなっています。多分1㍉も無いですね。このまま使うと多分限界厚みが無いに近いのでクラックが入ると思います。
換えた後ですがローターの厚みがあるためか踏みしろがスリットローターの時は踏みしろが深かったのですが替えた後は踏みしろが上がって踏みやすくなった感じがします。