エクシーガのアラウンドビューモニター・バードビューモニター・パノラミックビューモニター・サラウンドビューモニターに関するカスタム事例
2021年11月25日 13時10分
ワンオフテール、ヘッドライトのエクシーガ2.0GTに乗っています。 パーツが無ければ作れば良い!をモットーにDIY(初心者級)に挑戦していきます!! また、10年以上前の車ですのでデジタル関係なものなどをどんどん取り入れて、廃れないような車に仕上げていきたいなと思っています👍
先月、こちらを購入しました。
中華製ですが、アラウンドビューモニターの後付けキットになります。
アラビュー自体、ここ最近になってちょこちょこで始めてるので最先端をいこう!ということで購入致しました🥺
ただこれはどのパーツにも言えますが、取り付けに正確性が必要なキットだけど汎用品と謳っているものは正しく取り付けても機能が制限されてしまったり、納得のいかない部分があるものです。車種別専用設計ではないので、ある程度の諦めは必要ということをこのキットで改めて学ばせてもらいました。
アラビューは大抵、フロント・リア・左右サイドカメラの4つを取り付け、その4つの映像をキャリブレーション(画角調整)をして最終的に1つの映像として合成しています。
気分的にリアカメラから取り付けていきます。
リアカメラは本来バックドアの施錠スイッチがあるところに取り付けました。配線も通さないといけないので穴開けもしています。
ある程度真っ直ぐ後ろを向くよう配置しました。
配線は蛇腹を通して室内に持っていきましたが、そちらの画像は1つ前のデジタルインナーミラーの投稿に1枚ありますので割愛します。
続いてフロントカメラですが、一応このキットの好ましい設定として地上から40cm以上のところが良いそうです。
確かにいくら口角とはいえ、カメラそのものの位置が下過ぎるとキャリブレーションしても引き伸ばしたような図になってしまう可能性がありますので高ければ高いほど良いようです🤔(限度あり)
エクシーガではこの位置以上高いところといえば、ボンネットのロックを解除するところしかないので必然的にここになります。
当方Dラー車検ですのでその際は不安ですが、このままで受けてみたいと思います。聞いた話によると、フロントバンパーの一番出っぱっているところより引っ込んでいれば車検には適合するらしいですが、Dラーではグレーなものはアウト判定ですので😅
続いてサイドカメラです。
サイドカメラにも好ましいというかルールがあって、カメラを外向きに設置した時、ボディが少し映るような位置に設置しないいけないようです。
結局キャリブレーションしてもボディが映らなければ白線などの表示がおかしくなります。
最初はもっと外の部分につけていましたが、外すぎてボディが映らなかったのでミラー内部のクリアランスとも相談しここの位置に落ち着きました。
コネクタを通すのにドアミラーはほぼ全分解しました。
分解しないでも出来ますが(以前の助手席側サイドカメラ埋設時は半分解でやりました)、作業効率大幅アップのため、コネクタの写真を撮っておいてから端子を抜き、台座部分と本体を完全に離して作業しました。
当方SRVD用のLED配線も後から足しているのでミラー内はギュウギュウ詰めです💦💦
そして、、、
一番の難関とも言われるキャリブレーションをしていきます。
キャリブレーションに必要なものと手順は以下です。
・キャリブレーションシートx4と認識用シートx4
・広い駐車場
・やる気、他人の目を気にしない精神力、風邪に負けない忍耐力
以上
手順としては、3ステップあります。
ステップ1:キャリブレーション・認識用シートを敷く
ステップ2:レンズアジャスト
ステップ3:マニュアルキャリブレーション
以上です。
ちなみにキャリブレーションシートとは、チェッカーフラッグ模様の大きな布です。Amazonで2300円ぐらいで買いました。本当は画用紙で作る予定でしたが、サイズが大き過ぎて、材料費がAmazonのそれより高くなってしまう計算になり、買いました😅
そのキャリブレーションシートをどう使うかというと、レンズアジャストという認識作業で使います。
レンズアジャストを行うと、画面いっぱいにキャリブレーションシートが張り付いたようになり、認識されます。なのでキャリブレーションシートを正しい位置に配置しなければ当然おかしな結果になってしまいますね。
そして最後のマニュアルキャリブレーションは、認識用のシート(黒いシート)の四隅を画像の順番で合計32点指定していきます。
これも配置そのものが狂っているとモロ結果に影響してきます。
こちらがキャリブレーション時の画像です。
キャリブレーションをする際は2人以上でやった方が合理的です。
シートを設置するには車体から20cm離れたところの決められた部分に設置していきますが、風が吹いてくるとシートが飛んでしまいます。
とんでしまった際、設置していた位置が分からないと再度計測してからの設置になりますのでかなり厄介です。自宅などでできれば良いですが何せシートがデカいので、縦横に車2台分のスペースが無ければ公共の駐車場でやるしかありません....
そして一番の失敗点は認識用シートの色です。
オートキャリブレーションをする際には黒いシートじゃなければダメらしいですが、マニュアルキャリブレーションは自分の目で確認して四隅を指定するので、赤や黄色などの目立つ色のシートを使った方が後々見やすいです。
黒だとアスファルトとほぼ同色に見えてしまうため今後マニュアルキャリブレーションをされる方に黒はお勧めしません。
こちらがキャリブレーション完了の図です。
ほぼほぼズレ等は無いみたいですが、やはり右側のみ、白線を踏んでいないのにモニターでは踏んでるように見えたりと誤差はあるようです。
上の画像のアラウンドビューに映ったものと実際の車両の位置(右側)はこんな感じです。
左側です。