キャリイトラックのR06A・低燃費・出力ダウン・エンジンのお話に関するカスタム事例
2024年08月25日 19時29分
4型以降排ガス規制や燃費規制等の対応のためエンジン出力がかなり下がってしまったDA16T
4型では46馬力トルク6kgとなりましたが6型で50馬力に戻りました
しかしトルクは6kgのまま
同型エンジンのエブリイは6.1kgと若干上
しかしエブリイは4000回転で最大トルクなのに対しキャリイは3000回転が最大トルクになります
これはあくまでカタログ値
実際測ってみると10馬力くらい下がると思います
トルクも1キロ以上下がるかな
個人的な予想は40馬力トルク4kgかな
3型まではカタログ値50馬力トルク6.4kgとなります
前型のDA63T10型が48馬力6.3kgとなってます
K6AはVVTが無かったですがR06Aより吸気VVTを採用
これにより低回転での出力向上となりました
DA16T1型は高級品のプラグを使用してましたが2型以降短寿命のプラグにランクダウン
カタログでは10万キロまで交換不要となってますが実際は2万キロ以内に交換か必要になります
そういえば2型以降アクセルを強く踏み込むとコンプレッサー止まりますね
5型以前は吸気のみVVTが採用されました
ヘッド形状は吸排気VVTのような形状ですが吸気のみ
またエキゾーストマニホールドがあったり触媒とマフラーの接続部分がカシメだったりします
触媒もそこまで大きいものでは無いですね
4型と5型ではECUプログラムの変更がされ出力ダウンされております
6型以降は吸排気VVTが採用されました
そしてシリンダーヘッド一体型エキゾーストマニホールドに変更されました
ヘッド形状変更によりプラグも更に長細いものに
R06Aはただでさえ変なプラグなので現在純正プラグ以外装着不可
また吸気レイアウトの変更ECUプログラムの変更触媒の大型化マフラーと触媒の繋ぎがフランジへ変更となりました
エブリイも同じ改良がされてるようです
DA16T1型が出て早11年
初期型から最新型に乗り換えてパワー無いって思った人は沢山いると思います
正直2型で4速で全然登れた坂道が6型だと2速と3速を使う状態
ファイナルが5.123から4.555に変更されたのもあると思いますが明らかにパワーがない
同じR06Aなのにこんなに別モンになるとは思いもよらなかった
燃費はアホみたいに良いです
ワン給油で600km走れます
エアコン無しでリッター20km
エアコン有りでリッター18kmです
リフトアップして純正より外形大きくしてる人よく見ますが非力なエンジンでこんな事したら更に遅くなって燃費激悪になると思います
自分は純正の12インチのままで乗ってるのはそれが理由
スーパーキャリイは弄る目的の車じゃないのでそのまま
因みに2型乗った後スーパーキャリイ4型に乗るとかなり静かに感じます
室内の防音がしっかりしたのかどうなのか
まあ騒音規制が厳しくなってこうなったのかと思います
安全規制的にキャブオーバーの車はこれが最後になるのかなって個人的に思ってます
恐らく次のモデルは出ないかな
小型トラックとかになると思います
それもボンネット付きの荷物乗らないクソみたいな車になりそう
田舎モンの実家暮らしなので家には同型の車が2台有ります
乗り比べが簡単に出来るのである意味楽しいです