407のドライブ・素晴らしい建築との邂逅・プジョーと埼玉の建築物・2022年もよろしくお願いいたしますに関するカスタム事例
2022年01月19日 00時26分
2022年1月 埼玉県川越市松江町にて
日本聖公会川越基督教会
1921(大正10)年 竣工
設計 William Wilson (ウィリアム ウィルソン)
設計したのはマーフィー&ダナ建築事務所の
主任技術だったウィリアム・ウィルソン。
大正7〜9年に池袋の立教大学校舎建設に携わった際に、
同時並行して川越の案件も設計した。
川越基督教会は、1908(明治41)年 現在地に土地取得。
新聖堂建設の募金活動が芳しくない中、
ニューヨーク大学教授のピーターソン夫妻の巨額の寄付によって大正時代半ばに建設の運びとなった。
英国風チューダー様式の堅実な佇まいながら、
尖塔アーチ型の美しい窓や
バットレスと呼ばれる柱状の控え壁などは
伝統的チューダー様式の典型として魅力的な造形。
赤煉瓦の製造は日本煉瓦製造 深谷工場製で、
フランス積みをベースにイギリス積みを組み合わせた
ハイブリッド仕様となっている。
2022年もよろしくお願いいたします♪