ジムニーのDIY・スパルタンロッカー・ミニオンに関するカスタム事例
2018年07月01日 20時00分
フォロワーの皆さまお疲れ様です❗今日も暑かったですねー
告知通りスパルタンロッカーを組み込み出来ました❗
午前中は法事があったので午後から初めました。
今回はJB23wのデフに組み込みます
デフをバラします。
バラして軽くパーツクリーナで洗ってからこの部品、ピニオンシャフトジョイントの幅、穴の厚みを計測します。
ピニオンシャフトジョイントはデフによって個体差があって寸法がバラバラなのでスパルタンロッカーを組み込む際はちゃんと計測して全ての寸法(当たり面)が同じになるように加工します。
こんな感じで削りました。
左がノーマル、右がスパルタンロッカーです。ノーマルデフからここの部品を入れ替えます
シム2枚を抜いたサイドギアを入れて、スパルタンロッカーを入れます
マニュアル通りにピニオンシャフトジョイントを入れてシャフトを入れますが入りません。
実はJB23wのサイドギアは出っ張りがあって加工しないと入らないのです❗
段差を削ります、今回はサイドギアの高さ25.0mmでピッタリでした
ちゃんと削るとスムーズにピニオンシャフトが入って行きます。
削り過ぎに注意してください。
もう1つのサイドギアも同じ寸法で削ります。
ボルトに緩み止め剤を塗って規定トルクで蓋をします。
この時、ボルトを締めたらピニオンシャフトが組み込んだ時と同じように動くか確認します。動きが渋くなるようならサイドギアの削り不足かボルトを締めすぎです。作動不良になるのでもう一度バラして確認です。
異常なければ動作点検します。
画像の状態でシャフトだけ回してスムーズに動けばOKです。
デフケースは回らないでシャフトだけ回るのが理想ですがなかなかそうならないです
👋😞要らなくなったミニオンじゃなくてピニオンギア、また元に戻す時に使えます。
完成です。隙間からチラッとスパルタンロッカーが見えます。
最後にスパルタンロッカーの特徴を説明します。
LSDが差動制限デフだとするとスパルタンロッカーはロック解除機能付デフロックと言った感じのアイテムです。
常にデフロックで駆動がかかっていない時にタイヤからの入力があるとロックが解除される構造になっております。
スパルタンロッカーのメリットはLSDに比べ効きがよい、オイルも普通のでいい、オーバーホール無し、直結デフロックに比べ小回りがきく、タイヤが減らない、シャフトに負担が少ない、エアロッカーに比べエア漏れがない、スイッチ操作、コンプレッサ不要、安い、ノーマルデフケースなのでケースが破損しても修理ができる等があります。
デメリットは基本デフロックなので曲がり角等で曲がりにくい、組み込みにスキルが必要、すぐ壊れる神話がある等です。
最後までお付き合いありがとうございました‼️