5シリーズ セダンのまさみさんが投稿したカスタム事例
2020年05月18日 21時19分
今回の件で感じた事を、忘れないように記します。
エンジンが掛からなくなるまでの振り返りと、
修理を決めた気持ち、直ってからの挙動。
現状の完治した事で、購入当初からの差分。
購入時、前のオーナーの状態。84,000キロ。
1.オイル管理がズサンでひたすら継ぎ足してた様子。
お陰様でオイル漏れ。
2.サーモスタットが壊れたまま放置。
乗り出し30分後にエンジン警告灯を拝む。
3.点火プラグが限界で直ぐに不具合発生。
ボクサーエンジンとはこの事かぁとしみじみ。
4.助手席側をぶつけた痕跡あり、ボンネットが
閉まりにくい状態。
斜めになってて気になると止まらない。
5.ボンネットダンパー劣化。
傘で固定しても整備しづらい。
6.テスターで確認したところ、カムシャフト、
クランクシャフト、バルブトロニックエラー。
初めのテスターでは数え切れないログが。
7.アイドリング時、体感できる微妙なハンチング。
手が痺れるくらいの振動で長距離疲れる。
8.クーラー効かず。エアコンガスが空っぽに。
夏場がめっちゃ暑かったです。
上記の1.2.3.5を早急に修理した結果、
1ヶ月後、ウォーターポンプ故障。
真夏の路上で待つ間、死ぬかと思いました。
ウォーターポンプを交換、
エアコンガスを充填して乗っていると、
夏の停車時、エンジンルームから、
定期的なカチカチ音。
クーラー付けてるからかな?と悩む。
暫く乗っていると、今度は加速時にゴン!という衝撃と音。頻度は少なめ。
壊れたかと思いました。
窓を開けると、波打って開く。
ワイヤーが寿命かな?と想像の毎日。
ある日、エンジンを掛けようとスイッチを押したら、
1回では掛からず、2回目でかかる。頻度はごく稀。
工場に電話するも、今は手一杯との事。
そのまま2ヶ月乗っていた朝、
1回で掛からず、3回目でかかる。頻度は多め。
整備工場が混んでいた為、様子見との事。
何週間か過ぎた頃は毎日数回プッシュしないと掛からず。
2月のとある日、完全に掛からなくなり、
整備工場へ。
直すかどうか聞かれた。
この車がスクラップになる姿は絶対見たくないし、
想像もしたくない。
廃車にする為に乗ってた訳じゃない。
まだコイツと行かなきゃならない場所は沢山ある。
コイツにいわきの海や会津の街並み、新潟の夕陽を見せてやりたい。だから直して欲しい。
そして直った。社長が想いを汲んで、
価格以上に直してくれた。
ボンネットは素直に閉まって、
ハンチングは収まり、エラーも解消。
ウインドウも安定。カチカチ音も消えた。
吹け上がりもスムーズ、シフトチェンジも心地いい。
何より加速時、エンジンブレーキ時の音の隙間が無くなった。
これからがコイツと色んな思い出を作るスタートライン。
BMW E60 Mスポーツ。
最高の相棒である事は間違いない。